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2017年10月13日 (金)

かたちあるもの(笑)

欧州ヨーロッパのドボクを見に行こう  八馬智  自由国民社

 所謂一つのガイド本だろか?欧州見どころガイドとか?でも、本書の対象物は、普通の観光ガイドと違って、よくある名所旧跡・ショッピングとかじゃなくて、モノは土木建造物(笑)そして、欧州と一口にいっても、本書の対象国は、仏、独、蘭、白、瑞西の五か国…うーん近代工業的には、英が、また古代ローマ的には伊が抜きんでているよーな悪寒ですけど、こちらは一か国でも本一冊軽くできそーだからかなぁ?

 さて、本書でなるほろなぁと思わされたとこが、各国の最初にこの国のドボクってこんな感じみたいなミニ解説があるのですが、それが秀逸なんでございまよん(笑)仏の場合は「「文化」へのプライドが極めて高いだけでなく、近代土木技術の概念が生まれた国とも言われている」って、そーだったのか?仏?「ドボクのジャンルにおいても洗練されたかっこよさが漂っていて、それは他国の追従を許さないレベルだ」そーだけど、「全体的に見ると、個人プレーばかりが目立ってしまい、総合力ではイギリスやドイツに軍配が上がることが多いようだ」って…そんな訳で「オシャレ方向に突き抜けた個性豊かなフランスドボク」って事になるらすぃ…常に全体より個を優先するのが仏の美学って奴でしょか?

 これが独になると、かつては近代化の名乗りに英とか仏に先んじられた感のある独だけど、「マジメにこつこつと各種のテクノロジーを積み上げてきた成果」で、今EUの盟主ってか?そんな「ドイツのドボクは目的に対して正面から愚直にアプローチしているものが多く、壮大で無骨で厳ついものになりやすい」そな…そんな訳で「少々堅苦しい場面もあるかもしれないが、それらを全身で受け止めて、ドイツドボクを楽しもう」って、独の土木へのアプローチは体当たりしかないのか(笑)

 そして蘭の場合は、蘭の国民性とは「寛容で合理的で柔軟でケチだと言われている」って、ドンダケェー(死語?)「実は平坦な地形と独特の国民性は密接に関係がある」ってホンマでっかぁーっ?そゆ事で「オランダという国の成り立ちを知れば、そのことが強く実感できるだろう」とな…おらんださんも歴史に翻弄されたクチか?

 更に白となると、「ベルギーの特殊性は、民族や言語が異なる北のフランダース地方と南のワロン地方に二分され、かつ、絶妙に融合していると言う点だろう」とな…そんな訳で「捉えどころが難しいという前提で、親しみやすいがあまり洗練されていない風景を、ニヤリとしながら体験しよう」って、ドンダケェー(死語?)何とゆーか、ワッフルとチョコのイメージでいたらアレなのね(笑)

 でもって、瑞西はとゆーと、「アルプスの牧歌的な風景を思い浮かべる人もいるが、秘密主義のスイス銀行、徴兵制度による最強のスイス軍、標準装備だった核シェルターなど、EUにも加盟しない永世中立国として謎を感じる人も多い」って、英もEU離脱方向だし、金融立国は孤高ってか?まぁともかく、「アルプスの小国を維持するための思慮深さは、ドボクにも現れている」そで「文化や技術を丁寧に積み上げながら、自分の地域にとって都合がいいようにコントロールするしたたかさを目撃しよう」って、アンダーコントロールってか?

 アリス的には、スイス時計で、瑞西キタコレだろか?いやぁ、スイスというとアルプスの少女ハイジのイメージだが?スイスも色々ある模様…

 初っ端はグリムゼル峠で、道路を見ろとゆー事らすぃ…峠の山道…日光か?ちなみに「冬期間は閉鎖されるので注意しよう」だそな(笑)で、この峠の頂上付近には、トーテ湖があるそな…ちなみにトーテ湖って「直訳すると「死の海」」なんだそな…死海って実はよくあるネーミングなんだろか?うーん?でもって、峠の北側にはグリムゼルダム(1932)キタコレらぃ…ちなみに「ダムの堤体脇には、もともとホスピスだった山岳ホテル」もあるそな(笑)

 次は、マイエンフェルトの近くにあるとゆーサルギナトーベル橋(1930)とでしょ?コンクリートアーチ橋とな…ちなみに「素晴らしい視点場が3ヵ所ほど用意されていて、構造や施工を丁寧に説明するパネルもある。さらに、なんとアーチリブを昇って桁の中へ行くことができる!」そで、至れり尽くせりの橋なんでござるってか(笑)他にもロベール・マイヤールのモノいぱーいって事らすぃので、現地へゴーって事らすぃ(笑)

 今度は、ヴァルスで、テルメ・ヴァルス、温泉いかがっスかぁー(笑)物凄いスパがあるみたいなので、是非ってもってか(笑)また、「村の上流にはツァーヴライラダム」もハイキングがてらどよって事らすぃ…そして村の中にある橋にも注目で、こちら「ズントーの事務所で構造を担当していたユルグ・コンツェット」だそな…村の下流にも「彼の手がけた木材を使った橋も架けられている」そで、見どころ満載ってか?

 次はバーゼル近郊のドルナッハでして、ルドルフ・シュタイナーが「設計した「第2ゲーテアヌム」」を見よってか?建物は「当時の主流となったモダニズムとは全く別の方向であり、また、ダムや橋などの自然の力に対抗するものとも異なる方向だ」って、ドンダケェー(死語?)でもって「ケーテアヌムを取り囲むように、集落が形成されている。その建造物は、やはり見たこともないようなヘンテコのものばかり」なんだそな…こればかりは己の目で見て見ての世界が展開している模様…

 そして真打は、スイスと言えばダムでしょ?とゆー事で、「世界的な水力発電ダムが密集している」のだそな…「その出力は、国内で発電されている電力のおよそ6割が水力発電と言われているほど」ですから、ホンマでっかぁーっ?

 で、「グランドディクサンスダムは、人類が到達した土木技術の頂点のひとつ」って事になるらすぃ…ちなみにこちら「世界最大の重力式コンクリートダム」なんだそな…他にも「スイスはアーチ式コンクリートダムが多いのも魅力」って事で、詳細は本書をドゾ。何とゆーか、スイスってダムの国でもあったのか?

 そんなスイスへのツアーモデルについての詳細は本書をドゾ。五泊七日でここまで回れるとゆー用意周到なコースが解説されています(笑)

 まぁともかく、写真込みで、本書をドゾ。いずこの国も皆それぞれにパネェでござるの巻じゃね?解説も絶妙ですので、もー本書をドゾドゾ。

 個人的には、本書で一番気になったドボク物件は、運河エレベーターじゃまいか?巨大なバスタブとはよく言った(笑)運河にあった船が、巨大なバスタブにつかったまま、線路の上を走る姿は、何ともシュール?貨車がバスタブというか、ある種ケーブルカーみたいなノリか?ですけど、この見た目のインパクトは物凄いものがあるよな…日本にも欲しいと思ってしまった(笑)お山を越えてフニクリフニクラ(笑)

 他にもたくさんたくさん本当にたくさん写真満載、エピ満載ですので興味のある方は本書をドゾ。

 本書で掲載されている各国のドボクのみなはま(笑)
 仏・セーヌ川の橋(ポン・ヌフ/シモーヌ・ト・ボーヴォワール/レオポール・セダール・サンゴール/ギュスターヴ・フローベール/ノルマンデイー/タンカルヴィルetc.)、ル・アーヴルの近代都市(コンクリート建築群(アートセンター「ル・ヴァルカン」/サン・ジョセフ教会etc.)、ミヨー橋、ガラビ橋、ユニテ・ダビタシオン(フィルミニ)
 独・火力発電用露天掘り炭鉱、ルール工業地帯(ツォルフェアアイン炭鉱(エッセン)、ルール博物館、デザイン博物館、デザイン学校、ランドシャフトパーク・デュイスブルク・ノルドetc.)、フェロポリスの五台巨体重機、バウハウス(デッサウ)、シュライヒの歩道橋群、ヴィトラ社工場(有名建築家の建築多数)、ヴッパータール空中鉄道、フェルクリンゲン製鉄所
 蘭・キンデルダイクの風車群、アムステルダムの防賽線、デルタワークス(巨大水門/デルタバーク/ゼーラント橋etc.)、アムステルダムのアイ湾周辺(NDSM地区、ボルネオ・スポーレンブルク橋etc.)、ロッテルダム(エラスムス橋、キューブハウス、ファン・ネレ工場etc.)、ユーロポート(湾岸クルーズ(観光船)、ローゼンブルグ・ウインド・ウォール)
 白・アトミウム、運河エレベーター、アントワープ港、C-マイン、リエージュ・ギユマン駅
 瑞西・上記参照

 目次参照  目次 庭園・建築

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