« 大局は? | トップページ | 身土不二? »

2017年11月 5日 (日)

発見のチャンスは準備された心に降り立つ(笑)

芸術と科学のあいだ  福岡伸一  木楽舎

 芸術と科学のエッセイだろか?もしくは美意識とは何か?かなぁ(笑)あるいは、地球、何もかも美しいでしょか?艦長(笑)

 それはともかく、毎回一点取り上げて、それに対する著者のオマージュみたいなノリのよーな気がする?世の中にはこんなもんもあんなもんもあるよ?でもって、とっても面白いと思うけど、どよ?かなぁ(笑)

 例えば、NYのグッゲンハイム美術館、これを設計したのがあのフランク・ロイド・ライトでござるでして、自身「私の新しい美術館が完成したら、メトロポリタン美術館はプロテスタントの馬小屋みたいに見劣りするだろう」と言い放った自信作でごさるってか(笑)

 この建物についての詳細は今更ですので(笑)ただ、出来た当初は「画家からも建築家からも一斉に十字砲火を浴びたこの斬新すぎる美術館は、確かに何者にも全く見劣りすることなく超然とそこにある」ですしおすし…で、今でしょ(死語?)では「マンハッタンを象徴するランドマークとなって、訪れる人が絶えない」になっているじゃまいかってか(笑)

 まぁ、確かこの建物は、ロイド最晩年の作品だったよな記憶が薄っすらと…なんですが、まぁそれはともかく、「早熟の天才だけが、あるいは若いほんの一時期だけが、真のクリエイティビティを発揮できる唯一のチャンスであるというのはメディアが作りだした嘘だ」の件は、むしろ、嘘のないメディアってこの世にあるのだろか?と素朴な疑問が(笑)

 アリス的には、朱色他の写真かなぁ?で、ケント・レフラー「Libe Slope,sunrise」とかどよ?で、「カメラのフィルターを改造し、普通はカットしてしまう赤外線(インフラレッド)をあえて取り込んだフォトグラフ」とな…そーするとどゆ写真ができるか?と言えば「草木の葉緑素は赤外線を反射する。だから緑豊かなな大木は、大きな輝ける樹氷に姿を変える」し「芝生は雪原」「木陰はより暗さを増す」とな…そーだったのか?植物?また、「空の青にはほとんど赤外線が含まれていない」そで、「青空は、群青色よりも濃い黒い深みを持って広がる」になるらすぃ…かくて初夏の風景が、赤外線の世界では雪景色じゃね?に一変するって…赤外線の世界パネェ…

 それと、鈴木理策「SAKURA07,4-70」でしょか?「ピンぼけの桜の写真」にはアジがあるってか(笑)それから、杉本博司「アラスカオオカミ」もどよ?でしょか?ここでもポイントは被写体が博物館のはく製ってとこかなぁ?ジオラマを写真に撮るとゆー…自然の一コマなのか?それとも?

 他にアリス的というと、ダリ繭のダリで、サルバドール・ダリ「フェルメールの<レースを編む女>に関する偏執狂的=批判的習作」のとこだろか?トーシロ的にはダリとフェルメールって作風的に接点あるのか?と疑問に思ふの世界なんですが、ダリ的にはちゃんとあるの世界らすぃ…「彼はよほどフェルメールのことが好きだったのだろう。繰り返し自作の中に引用している」ってホンマでっかぁーっ?

 更にアリス的でブラジル蝶や蝶々で、アレキサンドラトリバネアゲハの出番ですよってか?物凄くふつくしい蝶だそな…「ニューギニアで初めてこの蝶を発見した探検家は最初、鳥と見まちがえて銃で撃ち落とした」位の存在感ってか?ちなみにロンドン自然史博物館の標本箱には、「そこにはまぎれもなくあの蝶の完模式標本が鎮座していた。後翅には散弾が貫通した穴がくっきり開いていた」って…英も銃社会なんだなぁ…

 後、アリス的というと、こちらもどよ?で、モルガン・ライブラリーだろか?所謂一つの図書館だろか?米の資産家が書物を集めたらこーなるみたいなとこらすぃ(笑)よーするに稀覯本キタコレってか(笑)その中にはもちろんかの「グーテンベルク聖書」もありますよってにらすぃ(笑)

 ちなみに、世界に「数えるほどしかないグーテンベルク聖書が日本にも一部ある」とは知らなんだ…1987年にクリスティーズで丸善が落札して、今慶應義塾図書館にあるそな…

 他にアリス的とゆー事で、乱鴉のミダスタッチきたこれで金となれば、金印「漢委奴國王」どよ?「金印は1784年、農民・甚兵衛が志賀島の土中からたまたま発見」したそで、奉行所に届け出たそな…「金印は黒田家が預かり、これが後に博物館に寄贈された」となるらすぃ…これに関して黒田藩の学者、亀井南冥についての詳細は本書をドゾ。

 それにしても、この金印、偽物じゃね?な説もあるのか?そーだったのか?南冥?というより、それなら甚兵衛さんも一味だったのか(笑)聞いてみたいものよのぉ越後屋ってか(笑)

 こちらは准教授的になるのだろーか?の47番目のアリスの立て板に水のよーな准教授の紹介のとこの一つケルト来たぁーっで、「紀元前数千年、中央ユーラシアの草原地帯からヨーロッパにかけてインド・ヨーロッパ語族が移動したとき、もっとも苛酷な時を経て、遠い西のはてにまで達したのがケルト語を話す人々だった」とな…でもって、「鶴岡(真弓)さんによれば、彼らは、そのはるかな旅路を通して、自分たちが運命に打ち勝ったという実感をただの一度も-もしかしたらいまだに-もったことがないのではないか、という」って、ホンマでっかぁーっ?そんな訳で「ケルトの文様にはその諦観が表れている」のだそな…そーだったのか?ケルト?

 そして、こちらは天農画伯かなぁで、河原温…「日本人芸術家として米国人の誰もが知っている名前は、岡本太郎でも東山魁夷でもなく、河原温なのであった」って、ホンマでっかぁーっ?現代アートって一体?まぁ、米人が好きそーな感じなのかなぁ?何かポロック思い出しましたが(笑)

 豆知識的には、アフォーダンス…「モノを見たとき、その形象や動きから行為の可能性が自然に導きだされること。モノとヒトのあいだに存在するこの相互作用のこと」を指すらすぃ…なるほろアフォーダンスってか(笑)

 も一つ豆知識的にはボイド…「米国のコンピュータ技師、クレイグ・レイノルズは、ランダムな点の働きにたった3つのルールを与えるだけで点を「群れ」集団として動かせるシミュレーション「ボイド」を考案した」とな…で、それは今、「ゲームやハリウッド映画の背景で、群衆が逃げまどうシーンや、戦闘を作画するときに大活躍をしているという」とな…集団行動って一体(笑)

 他にも含蓄深いエピがいぱーいで、例えば、「人間の脳は上から降ってきたものを、そのまますんなり飲み込めるようにはなかなかできていない」とか(笑)よーするに、トップダウン方式より、ボトムアップ方式の方が理解度高いってか?最近、世の中上手く回らないのは上から目線乙ばかりなりになったせーだろか?

 さて、他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。最後に一つ、本書で一番なるほろと思わされたとこを一つ…「ノアの洪水のあと、人間たちはみな同じ言語を話していた。やがて彼らは新しい技術を手に入れていった。そして自らの力量を恃んで、強大な塔を打ちたて、天に達しようとする。それは神の逆鱗に触れた。塔は崩され人間たちは蹴散らされた。かくして我々は異なる言語を話さなければならなくなった」そな…今の英語一辺倒主義の行き着く先は?これまた皆まで言うなか(笑)

 目次参照  目次 文化・芸術  目次 生物

|

« 大局は? | トップページ | 身土不二? »

文化・芸術」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

生物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 発見のチャンスは準備された心に降り立つ(笑):

« 大局は? | トップページ | 身土不二? »