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2018年2月 6日 (火)

無知の無知?もしくはアノマリー?

ファスト&スロー 下  ダニエル・カーネマン  早川書房

 サブタイトルは、あなたの意思はどのように決まるか?なんですが、上巻は徹頭徹尾心理学の本でござるの巻でしたけど、下巻になると、その要素を踏まえての経済学の本とゆーか、経済学に物申すの世界に突入している模様…

 所謂、経済学のモデルの前提…合理的な人間なんて本当にいるんですかぁーっ?に挑戦ってか(笑)まぁ何とゆーか、経済学のお約束は、競売人といい、全てが見えてしまいますたの人ばかりだからなぁ(笑)

 とゆー訳で、上巻に続いて目次に逃げると、第3部 自信過剰(承前)、第22章 エキスパートの直感は信用できるか-直感とスキル、驚異と欠陥、認識としての直感、スキルの獲得、スキル習得の環境、フィードバックと実践、予測妥当性の評価、エキスパートの直感を話題にするときは、第23章 外部情報に基づくアプローチ-なぜ予想ははずれるのか、内部情報に基づくアプローチ、計画の錯誤、計画の錯誤を減らすには、決定とエラー、私はテストに落第した、外部情報に基づくアプローチを話題にするときは、第24章 資本主義の原動力-楽観的な起業家、楽観主義、起業家の妄想、競争の無視、自信過剰、死亡前死因分析、楽観主義を話題にするときは、第4部 選択、第25章 ベルヌーイの誤り-効用は「参照点」からの変化に左右される、ベルヌーイの誤り、ベルヌーイの誤りを話題にするときは、第26章 プロスペクト理論-「参照点」と「損失回避」という二つのツール、損失回避、プロスペクト理論の弱点、プロスペクト理論を話題にするときは、第27章 保有効果-使用目的の財と交換目的の財、保有効果、トレーダーのように考える、保有効果を話題にするときは、第28章 悪い出来事-利益を得るより損失を避けたい、目標と参照点、現状維持願望、法律に見られる損失回避、損失を話題にするときは、第29章 四分割パターン-私たちがリスクを追うとき、確実性の効果と可能性の効果、アレのパラドックス、決定加重、四分割パターン、訴訟のギャンブル、四分割パターンを話題にするときは、第30章 めったにない出来事-「分母の無視」による過大な評価、過大評価と過大な重みづけ、結果の鮮明性、鮮明な確率、総合的な印象に基づく決定、稀な出来事を話題にするときは、第31章 リスクポリシー-リスクを伴う決定を総合的に扱う、広いフレーミング、狭いフレーミング、サミュエルソンの問題、リスクポリシー、リスクポリシーを話題にするときは、第32章 メンタル・アカウンティング-日々の生活を切り盛りする「心理会計」、メンタル・アカウンティング、後悔、責任、メンタル・アカウンティングを話題にするときは、第33章 選好の逆転-単独評価と並列評価の不一致、経済学と心理学の対話、カテゴリー、不当な選好逆転、選好の逆転を話題にするときは、第34章 フレームと客観的事実-エコンのように合理的にはなれない、感情フレーミング、本質とは無関係の直感、よいフレーミング、フレーミング効果と客観的事実を話題にするときは、第5部 二つの自己、第35章 二つの自己-「経験する自己」と「記憶する自己」、経験効用、経験と記憶、どちらの自己?、生物学対合理性、二つの自己を話題にするときは、第36章 人生は物語-エンディングがすべてを決める、記憶の消失、物語としての人生を話題にするときは、第37章 「経験する自己」の幸福感-しあわせはお金で買えますか?、経験する自己の幸福感、経験する自己の幸福感を話題にするときは、第38章 人生について考える-幸福の感じ方、焦点錯覚、時間の役割、生活評価を話題にするときは、結論、二つの自己、エコンとヒューマン、二つのシステム、でござるってか(笑)

 アリス的には、ジャバウォッキーのとこで、「「鏡の国のアリス」に出てくるナンセンス・ポエム「ジャバウォックの詩」」が出てくるとこだろか?

 他には、こちら准教授的になるのだろか?で、確率論のとこ…「経験豊富な犯罪心理学者や精神分析医でさえ、リスクの記述形式に惑わされることがある」の件かなぁ…どのよーに表記するか、記述するか?で同じ内容の質問に、全く逆の答えが出る場合もあると思いますってか…

 まぁ「経済学や心理学も含め、社会科学ではものごとはそういうふうにはいかない。理論に対する信頼は厚く、確立された理論を揺るがすためには、迷惑な発見が一つあったぐらいでは全然足りないのである」ですしおすし(笑)学界とは理論という神話で動いているってか(笑)

 ちなみに、「より広い総合的な枠組みで考えるほうが、合理的な判断は下されやすい」そで、「並列評価は、明らかに単独評価より広い枠組みである」んですが、「陪審員は懲罰的損害賠償を見積もるときに、他の訴訟案件を考慮することが明示的に禁止されているという」「司法制度では、心理学の常識に反して、単独評価が好まれているらしい」の件は、そーだったのか?アリス?

 ちなみにちなみに司法だけでなくて、行政もキタコレってか(笑)「行政機関同士」の比較では「処分の程度は大幅に異なる。公正の観点から総合的な配慮よりも、過去の経緯や政治的配慮で処分が決められているからだ」そで、「行政処分は、一つの行政機関の枠内では一貫しているが、全体として見ると一貫性を欠くと言わざるを得ない」って、まぁたいていの政治家の決まり文句が、法的に問題ござまいせん、ですしおすし(笑)

 さて、本書では、モノホンのエキスパート(専門家)とはどよ?のとこが、何だかなぁ(笑)例えば「経験豊富な専門家が主張する直感はどんなときなら信じてよいか」なんですけど、ゲーリー・クラインは消防隊長とか、看護師とかの職のプロきたこれに対し、著者は臨床医、ファンドマネジャー、政治評論家といった「根拠に乏しい長期予想を試みる人たち」を調査してきたら、意見の一致はあると思いますだろか(笑)専門家の言う事を信じるべきか?否か?それが問題だってか(笑)

 「人々が自分の判断に自信を持つときには、認知容易性と一貫性が重要な役割を果たしている」そな、だがちょっと待って欲しい(笑)「認知が容易でつじつまが合っているからといって、真実だという保証にはならない」んですよ、奥さん(誰?)

 たいてい人は、「もっともらしく見えるストーリーにうまくはまる考えや情報だけを呼び出す仕組みになっている」し、「「見たものがすべて」なので、自分の知らないことはないものとし、簡単に自信過剰になってしまう」ので、結果、「根拠にない直感にひどく自信を持つことになるわけだ」ですしおすし(笑)

 そゆ訳で、「人々が自分の直感に対して抱く自信は、その妥当性の有効な指標とはなり得ない、という原則」キタコレってか(笑)どゆ事かとゆーと「自分の判断は信頼に値すると熱心説く輩は、自分も含めて絶対に信用するな、ということだ」って、てゆー事は政治家とか、評論家とかとか、皆まで言うなってか(笑)

 ちなみに信じてもいープロってどこに?とゆーと、「十分に予見可能な規則性を備えた環境であること」と「長期間にわたる訓練を通じてそうした規則性を学ぶ機会があること」だそな…信じられるのはチェスのプロ位か?それでも彼らは負ける時もある訳で、完全に予見できるのならば負ける事はなかろーってか(笑)

 まぁ自信過剰は世の常とはいえ、「予測不能な状況で直感が正しいと主張するのは、よくて自己欺瞞であり、悪くすれば悲惨な結果を招きかねない」そな…それでも人は、ピピっと来たの世界にいるんだろぉなぁ(笑)

 それらか専門的スキルの限界もキタコレか?これをその専門家やらが認識していないと「エキスパートがしはしば自信過剰になる一因だと考えられる」来たぁーっになる模様…結局人って自分を疑うより、信じる生き物って事じゃね?意識していなくても、いつも正しい私キタコレ状態全開なんだろか?

 さて、情報キタコレでは、まず「集団から情報を聞き出すときの適切な方法は、公の場で討論する事ではなく各人の判断を非公開で回収すること」なんだそな…右にならえはあきまへんえって事らすぃ…

 そして内部情報と外部情報キタコレの対比もまたパネェ…そゆ訳で「「くそおもしろくない」統計情報は、個人的な印象と一致しない限り、簡単にゴミ箱行きになりやすい。内部情報に基づくアプローチと対立する場合、外部情報に基づくアプローチに勝ち目はないのである」ってのが、人間だものの選択らすぃ…ここでもオレ様判断が世界一正しいキタコレなのか(笑)

 かくて見込みというのはいつも風前の灯って事になるってか?「予算オーバーの原因は、計画立案者や意思決定者の楽観主義だけではない。台所の修繕業者から兵器システムのメーカーに至るまで、およそ請負事業者というものは、当初計画を途中でグレードアップされることによって、もうけの大半をひねり出す(と、彼らは顧客のいないところで認めている)」ですしおすし…予想、建前、見込みetc.イイハナシだなぁ(笑)

 まぁそんな訳で「どんな組織も、各部門が過度に楽観的な計画案を出して予算をせしめようとする傾向に、賢く対処しなければならない」の件は、まさにお役所仕事って一体?だろか?それとも、想定外だから責任ありませーんで全てはOKなのよってか(笑)

 何とゆーか、人類皆自信過剰これがジャスティスって事らすぃ…「私たちの大半は、世界を実際よりも安全で適切な場所だとみなし、自分の能力を実際よりも高いと思い、自分の立てた目標を実際以上に達成可能だと考えている。また自分は将来を適切に予測できると過大評価し、その結果として楽観的な自信過剰に陥っている」そで…楽観的ってかなり良い意味で使われるけど、その実はヤバクね?って事なのか?

 そして、経済学のアプローチってどこかおかしくね?に話はいっきまぁーすってか?「経済学のモデルでは、人間は確率的に有利なときにのみリスクをとることになっている。言い換えれば、代償の大きい失敗の可能性をある程度まで受け入れるのは、成功の可能性がそれに見合うほど高いからである」キタコレってか(笑)そんな訳あるかぁーっの卓袱台返しについての詳細は本書をドゾ。

 後は起業家は、「人生全般について、中間管理職よりも楽天的であることが判明した」そな…起業の成功率を考慮すれば、どよ?とゆー事にはならない模様…ちなみに「一般的に言えば、個人事業主はさほど儲からない。同じスキルや資格を持っている場合、そのスキルを売り込んで雇ってもらうほうが、自分でオフィスを構えるより、平均的に高い報酬が得られる」んですよ、奥さん(誰?)にも拘わらず、起業家が後をたたないのは何故何故?

 で、「ほとんどの人は、誠実、勤勉など好ましい性格特性の大半において、自分は他人より上だと本気で信じている」そな…そゆ訳で、大半の人は「自分のほうがすぐれていることにお金(少額)を賭けたのである」キタコレってか?常に世間一般より自分の方が上なんだから、失敗(損)する事なんてありえへーんってか(笑)

 まぁそんな訳で、「楽観的傾向が強いCEOほど過大なリスクをとりがちである」もキタコレって事らすぃ…こちらの詳細も本書をドゾ。更に凄いのは合併での楽観的見通しだろか?こちらの詳細も本書をドゾですが「買収側のCEOが」「過度の楽観主義者と診断された場合、合併時に株価が大幅に下落することである。となると株式市場には、自信過剰のCEOを見分ける能力が備わっているらしい」って、はいここわらうとこなんだろか(笑)ちなみに「自信過剰のCEOが発生させる損害は、業界誌で有名人扱いされているCEOの場合ほど大きい」そな(笑)「だから、権威ある賞をCEOに進呈するのは、株主の利益を損なう行為と言えよう」って、最早笑いを通り越しているよーな気がするのは気のせいか(笑)

 しみじみとパネェと思わされたのは、起業家支援と貯蓄支援とかの、政府支援策…「スタートアップを政府が支援すべきか」なんて、答えあると思います?ってか(笑)

 でもって、「置かれた状況の不確実性を適切に評価できない経済主体は、避けるべきリスクをとる運命にある。ところが楽観主義は、社会的にも市場でも受けがいい。世間の人々も企業も、誤った方向に導くような危険な情報の提供者を、真実を伝える人よりも厚遇する」で、その一つの例があのサブプライムローン・ショックきたこれだったらすぃ…ウォール街の言う通りぃーっ(笑)

 しかも「自信過剰を優遇するような社会的・経済的圧力は、金融関連の予測だけに働くわけでいない」で、他にプロにもあると思います、これジャスティスってか(笑)

 とはいえ、著者に曰く「学術研究も失敗率が高く、楽観主義が成功に必須の分野ではないかと私はつねづね考えている。成功した研究者で、自分の研究の重要性を誇大広告する能力に欠けた人間には、お目にかかったことがない」って、そーだったのか?准教授?

 さて、経済の話は続くで、「経済理論においては、経済主体は合理的かつ利己的で、その選好は変わらないものと定義されている」(@ブルーノ・フライ)なんだそな…経済学者って一体?ちなみに「心理学者にとって、人間が完全に合理的でもなければ完全に利己的でもなく、その好みは何であれのべつ変わることは自明である」ですしおすし…で、心理学と経済学では前提にしている人間が全く違くね?とゆー…

 そしてモデルきたこれになるのか?どんな業界にも確固たる理論ありますですしおすし…「研究者というものは強固な理論に眩惑されやすい。ある理論を受け入れ、それを思考の手段として使い始めたら、その理論の欠陥に気づくことは非常に難しくなる」の件は、そーだったのか?准教授?てゆーか、准教授は逆にそゆ業界の固定観念をぶち壊している側だから、むしろそーなんですよ、奥さん(誰?)のノリか(笑)

 でもって、行動経済学の出番ですよってか?こちらの詳細も本書をドゾ。リチャード・セイラー来たぁーってか(笑)まぁこちらはアンチ・合理的経済主体モデル、または経済的不合理性発見ってか(笑)

 概念的には、財とは何ぞや?だろか?交換目的か、使用目的?それが問題だってか?で、こちらの詳細も本書をドゾ。

 リスクについてのとこで物価キタコレでは、「消費者は卵やオレンジジュースや魚が値下がりしたら買う量を増やし、値上がりしたら買い控える。ただし値上がり(=参照点が見た損失)の効果は、値下がりの効果の二倍に達する」んですけど?どよ?よーするに人とは、利益より損失に反応する生き物であるとゆー事らすぃ…こちらの詳細も本書をドゾ。

 でまぁこちらの例もいぱーい出てくるんですが、何と「人間関係を長期的にうまくやっていくためには、よいことを追い求めるよりも悪いことを避けるほうがはるかに大切だという」ジョン・ゴットマンからの引用キタコレってか?なるほろ、人との付き合いって、良い事をもたらしてくれる人より、悪い事をもたらさない人の方があると思いますなのか?損失回避って常にキタコレなんだなぁ…

 「人間を含めてあらゆる動物は、得をするより損を防ぐことに熱心である。縄張りを持つ動物の場合、たいていは防衛側が勝つことは、この原則で説明できる」って、そーだったのか?南沙諸島?尖閣諸島?

 まぁともかく「損失回避は現状の変更を最小限にとどめようとする強い保守的な傾向であり、組織にも個人にも見受けられる。近所付き合いかや結婚生活や職場での安定した状態が維持されるのは、こうした保守的な傾向が寄与していると言えよう」って、おかけで毎日が革命記念日にならないって事らすぃ(笑)

 又、「企業のふるまいを人々は倫理的な基準で判断し、それが損失と利得を分ける決定的な境界線となることもわかった。具体的には現在の値段、給与、家賃が参照点になり、それは人々が当然受け取るべき権利であって、その侵害は容認されない。この参照点に対して客や従業員に損失を押し付ける行為は、組織の存続を守るためにそうせざる得ない場合を除き、不公正とみなされる」って、そーだったのか?東〇電力(笑)そーだったのか?メ〇ケル(笑)

 公正性って…こちらの詳細も本書をドゾですが、「公正性に対する関心が経済にとって大きな意味を持つことも報告されている」ですしおすし…てな訳で、「不公正な損を押し付ける」のは、押しつけられた人達だけでなく、「無関係な人まで」「報復に参加することが実験で確かめられている」とは…政財界とメディアの未来は明るいってか(笑)更に神経経済学もありますよってにでして、こちらの詳細も本書をドゾ。

 それから確率論のとこかなぁ…「人々は確率を顔面通りに受け取って意思決定するのではない」ですからぁーって事らすぃ(笑)経済学で言う「期待値の法則」に異議ありってか(笑)決定加重は決して、可能性の効果や確実性の効果から逃れられないとゆー事か?

 とゆーのも、危険キタコレで不安キタコレってか?「可能性の効果が働くため、不安の度合いは危険の発生確率には一致しない」とな…結果、この手の「不安をなくすためには、リスクの軽減や緩和では意味がない。発生確率をゼロにする必要がある」って事ですしおすし…殺虫剤や予防接種の健康リスクとか、思い浮かべるとどよ?とはいえ、コスパから見たらどよ?もあると思いますで、悩ましいってか?こちらの詳細も本書をドゾ。

 でで、めったいにない出来事はどよ?もあると思いますだろか?で、本書はテロのリスクについて掲載されています…確率論からすると低いソレも、「テロが何故有効か、なせあれほど効果があるのか」は、「テロは、利用可能性の連鎖を引き起こすのである。痛ましくも鮮明な死者や負傷者のイメージが報道や日々の会話によって絶えず増幅され、ひどく身近な取り出しやすい情報となる」そで…そゆ関連事物を実際に目にすると、「自分では制御できない連想的で自動的な感情覚醒が起こり、どうしても防衛行動をとりたいという衝動に駆られてしまう」のだそな…ここまでがシステム1の仕業か(笑)一応システム2は、「確率がきわめて低いことを知ってはいるだろう。けれどもこの知識は、自然発生的に湧いてくる居心地の悪さや逃げたいという衝動を抑える役には立たない」とな…システム1は常に稼働中、スイッチオフはありえなーいってか…

 人は事の評価を過大に見積もる、もしくは重みづけをする生き物であるですしおすしで、これはプロジェクトの楽観視もあると思いますになるらすぃ…「失敗の形はそれこそ無限にあって、注意の対象が分散しがちである。そこで起業家や投資家は成功の確率を過大評価し、かつその判断に過大に重みづけすることになりやすい」とな…市場はオプチミストの為にあるってか(笑)

 てな訳で、プロスペクト理論、期待効用理論の違いについての詳細は本書をドゾ。心理学と経済学の間には深くて暗い川があるみたいです(笑)

 また、それに関連してフレーミングから見たそれもどよ?でしょか(笑)こちらの詳細も本書をドゾですけど、「利得と損失の形で表した単純な選択は、いかようにも選択肢の組み合わせとして再構成し、一貫性を欠く選好を誘導することができる」もあると思いますらすぃ…人間だもの(笑)結局、人間って奴は「論理的一貫性という理想は、私たちの限られた思考力ではとうてい実現できない」そな…そーだったのか?ミスター・スポック(笑)バルカン星の経済機構ってどーなっているのか?私、気になりますだけど(笑)

 更に、サンクコストの錯誤も論理的にはありえへーんってか(笑)「合理的意思決定者は、現在の投資が将来もたらす結果にだけ注意を集中する。すでにしてしまった判断ミスを正当化することは、エコンの眼中にはない」ですしおすし(笑)「他にもっとよう投資先があるにもかかわらず、損を出している勘定に追加資金を投じる決断は、「サンクコストの錯誤」として知られる。これは、ことの大小を問わず、高くつく誤りである」ですしおすし…

 それにしても米っていつも新しいCEOがお好きじゃね?な気が勝手にしていたんですが、これもある意味、サンクコストの錯誤から来ている部分もあるのだろーか?で、「取締役会は、新しいCEOのほうが有能だと必ずしも確信しているわけではない。だが新任者のメンタル・アカウントは前任者とちがうので、今後の決定に際して過去のサンクコストを容易に無視できることは、わかっている」からなのか…「成功の見込みがほとんどないようなプロジェクト」にさっさと見切りをつけられるか?否か?それが問題だってか?なるほろ、人とは見切りをつけられない生き物であるってか…

 も一つ、「後悔は感情の一つだが、それは同時に私たちが自分自身に課す罰でもある。後悔だけはしたくないという恐れは、人々が下す多くの決定で一つの要因となっている」は、誰しも納得のエピじゃね?

 ちなみに、人は「行動して生み出された結果に対しては、行動せずに同じ結果になった場合よりも、強い感情反応が生まれる」そな…よーするに「デフォルト(既定)の選択肢と、デフォルトから乖離した行動との違いである。デフォルトから離れると、デフォルトが容易にイメージされる。そこでデフォルトから離れた行動をとって悪い結果が出た場合には、ひどく苦痛を味わうことになる」そな…これは後悔と非難の場合もそゆ事になると…

 でもって、責任キタコレで、こちらの詳細も本書をドゾ。安全性とかのリスクについてのソレはなかなかにアレって事でFA?まぁ本当に本書をドゾですが、例えば「何らかのメリットと引き換えにリスクの増大を容認することは、リスク防止関連の法律や規則などでも強く嫌悪されている。この傾向はとりわけヨーロッパで顕著である。ヨーロッパでは、害をおよぼす可能性のある行為は何によらず禁ずるという予防の原則が広く受け入れられ、信条となっている」って、そーだったのか?メ〇ケル(笑)常に何でも両手広げてウェルカムなのかと思ってますた(笑)

 それから、経験と記憶かなぁ…本書によると「経験と記憶を混同するのは、強力な認知的錯覚である」そな…「これは一種の置き換えであり、すでに終わった経験も壊れることがありうる、と私たちに信じ込ませる」のだそな…ちなみに「経験する自己には発言権がない」そで、「記憶する自己はときにはまちがいを犯す」事にもあると思いますになるとな…思い出はふつくしいってか(笑)

 まぁともかく、記憶する自己は、「経験したことを記録し取捨選択して意思決定を行う唯一の存在」ですしおすしでして、「過去から学んだことは将来の記憶の質を最大級に高めるために使われ、必ずしも将来の経験の質を高めるとは限らない」んですよ、奥さん(誰?)どゆ事とゆーと「記憶する自己は独裁者である」って、私だけが正しいってか(笑)

 でまぁこの自己についての詳細も本書をドゾですが、その中の一つに終わりよければ全て良しキタコレで、シェイクスピア万歳ってか(笑)「物語とは重大な出来事や記憶に残る瞬間を紡ぐものであって、時間の経過を追うものではない。物語においては持続時間の無視はごくふつうのことで、多くの場合エンディングが物語の性格を決定づける」のだそな…それはその他の事も同じ事で、「記憶する自己には、このように物語を組み立て、それを未来の参照のために保存しておく働きがある」のだそな…

 よーするに直感的判断キタコレで、「経験が次第によくなったのか悪くなったのかということと、最後はどう感じたかということ」で、全てはOKなのよってか(笑)

 幸福感で仕事は?とゆーと、たいていの人は幸せより、正直しんどいの方に軍配が上がるよーな気がするが、仕事中の気分を決定づけるのは、「福利厚生や地位といった、一般的な仕事満足度に影響する要因ではない」ってホンマでっかぁーっ?むしろ「同僚とうまくいかない、周囲の音がうるさい、時間に追われている、上司がすぐ近くにいる」の方があると思いますなのか…職場のストレスって人間関係来たぁーってか…

 てな訳で社会的な拡充によって、一般の幸福度の底上げキタコレって事らすぃ…「労働者のための輸送機関の向上、働く女性のための保育の提供、高齢者のための社交機械の改善など」でU指数も減少できるとな…

 付け加えると「幸福感も生活満足度も、持って生まれた性格によって決まるところが大きいこと」もキタコレってか?幸福を感じる気質も遺伝って、ホンマでっかぁーっ?

 更に「一〇代のときに掲げた目標は、その後の生き方や職業の選択、さらには生活満足度に大きな影響を与える」のだそな…よーするに「達成困難な目標を設定すると、大人になってから落胆することなる」とゆー事らすぃ…夢は博士か大臣か(古っ/笑)なんて目標を掲げるのはヤバいってか(笑)青年よ大志を抱けは、成人後、老後の満足度、幸福感がヤバイヤバイぃぃぃになる可能性高しってか…ちなみに「若者が掲げる中で最も達成困難な目標は、「音楽や演劇で一流になる」」だそーですよ、おぞーさん(誰?)

 まぁ幸福って何だっけ?何だっけ?はまだまだ発展途上らしーが(笑)ただ、「幸福の計測値を政策立案の参考指標として使えないかという論議は、近年学界でも欧州各国の政府関係者の間でも、多大な関心を集めている」そで、「いつの日か社会の苦痛の総量を指数化し、失業や所得などと並んで国民経済統計に加えることも非現実的ではなくなった」キタコレってか?

 さて、経済学に再び戻って、シカゴ学派やフリードマンや合理的なエコン族や、自由至上主義(リバタリアン)とか、どよ?についての詳細も本書をドゾ。市場の自由万能主義かなぁ…

 でまぁ、行動経済学では、「自由はコストを伴うと考える」でして、しかも「そのコストを負担するのは、悪い選択をした個人だけではない。この人たちを助ける義務を感じた社会も、負担することになる」ですしおすし…

 そこで、今度はリバタリアン・パターナリズム来たぁーっ(笑)ちなみに「リバタリアン・パターナリズムのよさは、イギリスや韓国など多くの国で認められているほか、イギリス保守党からアメリカの民主党オバマ政権に至るまで、幅広い政治家にも支持されている」そーですよ、奥さん(誰?)そんな素敵なリバタリアン・パターナリズムについての詳細は本書ドゾ(笑)

 豆知識的には、U指数キタコレかなぁ?ちなみにU指数とは「不快な状態で過ごす時間が全体を占める比率」の事なんだそだが…「アメリカ中西部に住むアメリカ人女性一〇〇〇人」にききますたの調査結果がパネェ…「朝の通勤中」29%、「仕事中」27%、「子供の世話」中24%、「家事」中18%、「社交」中12%、「テレビ」視聴中12%、「セックス中」5%で、「平日のほうが終末より約六%高い」のだそな…

 注目すべきは、「子供と過ごす」時間のとこだろか?米女性も仏女性も他はだいたい似たよーなパーセンテージだったにも拘わらず、この子供の世話のとこだけは「対照的だった。フランスの女性は子供と過ごす時間がアメリカ女性より短く、より楽しんでいる」のだそな…それにしても育児って、家事よりも苦痛なのか…むしろ仕事の不快指数に近いとゆーとこが何とも?これが米の正義?結婚の現実パネェ…何か米も少子高齢化待ったなしな気がするのは気のせいか?というより、個人的にはホームアローン納得した気が…

 それと米女性と仏女性の顕著な違いで、食もキタコレなのか…「フランスの女性もアメリカの女性もほぼ同じ時間を食事に割いているが、フランス女性はアメリカ女性の倍も食事に注意を注いでいる」そで、それはどゆ事とゆーと、仏女性の方が食に快楽や喜びを見出しているとゆー事らすぃ…日々三食キタコレで幸福度はどよ(笑)

 それから、「既婚女性と独身女性を対象に一日再構築法(DRM)によって幸福感を調査したところ、全体としては差がなかった」そな…よーするに「経験する幸福感は、平均すれば結婚による影響は受けない」って…ホンマでっかぁーっ?

 も一つ、この手の豆で、「アメリカでは、学歴の高い人ほどストレスを感じる」そな…「体調不良や病気は、生活評価より幸福感に強い影響をおよぼす」そで、「子供と一緒の生活も、日々の感情という観点から言えば相当な代償を伴い、子供を持つ親はストレスや怒りをひんぱんに報告している」けど「総合的な生活評価に与えるマイナスの影響は少ない」んだそな…又、「宗教的な活動への傘下は、生活評価よりも幸福感にプラスの影響を与え、ストレスを減らす効果がある」けど、「憂鬱や不安感を減らす働きはない」のだそな…米のストレス、生活評価、幸福感って一体?

 さて、本書の名言集では、「片手のエコノミストを雇いたい」(@トルーマン)のナイス・ジョークでしょか?というのも「その心は、どっちつかずの予想は止めてきっぱり断言してくれ、いうことだ。大統領は、「一方で…他方で…」というエコノミストに飽き飽きしていたらしい」って、なるほろ、エコノミスト属性って、今も昔も変わりなしってか(笑)

 も一つ名言では、「効用は富の状態ではなく富の変化から得られる」(@ハリー・マーコウィッツ/ノーベル経済学賞受賞者)とな…利得、損失キタコレってか(笑)

 後は、本書が実に米的だなぁを如実に表しているとことしてアジア病のとこだろか?何がとゆーと、フレーミング効果を検討するために作成した「のちに「アジア病問題」として有名になる選択問題」キタコレなんですよ、奥さん(誰?)

 所謂、被験者に対する試験問題のネーミングがアジア病問題と名付けられた問題なんですが、何故にアジア病ってつけたし?

 だって、その問題っていうのが「アメリカはいま、アジア病という伝染病の大流行に備えていると想像してください。この流行の死者数は、放置すれば六〇〇人に達すると見込まれています」から始まって、これに対する対策に二択問題が二問続くのですが、詳細は本書をドゾ。

 トーシロ的に不思議なのは、何故に流行病、しかも死亡者すら予測する病気に、アジア病とネーミングしたかだよなぁ?日頃、何かと差別だ差別だとうるさい米だけど、こーゆーのは差別だにはならない模様…では素朴な疑問で、何故アメリカ病と名付けなかったんだろー?と(笑)

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。最後に一つ、本書で一番ハーヘーホーと思わされたとこは、日本人ならここでしょで「津波は、日本でもごく稀にしか起きない。だがそのイメージがあまりに鮮明で真に迫っているので、観光客でさえその可能性を過大評価しがちである」のとこだろか?本当にありがとうございました(笑)

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