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2018年3月25日 (日)

えめらるどしてぃ?

女子とニューヨーク  山崎まどか  メディア総合研究所

 所謂一つのNYガイド本だと思われなんですけど、映画を中心にしたNYだろか?それも、女の子が主人公のNYみたいな?そこから米の社会とか、風俗が見えてしまいましたでしょか?で、取り上げられているソレの主なのは、プラダを着た悪魔とか、ティファニーで朝食をとか、そして一昔前一世を風靡したSEX AND THE CITY(SATC)だろか?

 で、映画を取り出して、その原作、元ネタ、そして登場人物と現実の人達、何とゆーかNYの20世紀、女性の変遷を浮き彫りにしている感じかなぁ?なので、縦横無尽に名前が出てきて、これらの米映画(TV映画)を熟知していないとちょっと辛いものが(笑)というのも、その名前は、映画の登場人物の名前なのか、映画の女優・俳優の名前なのか、制作関係者の名前なのか、現実のNYの人達なのか、知らないと混乱するよーな気がするのは気のせいか?

 例えば、一つの映画が出ても、その役柄の名前と、それを演じた女優の名前と、その役の元ネタの人物の名前と、その原作の作者の名前と、映画製作者関係者の名前を同時並列的に把握していないといけないみたいなノリとでもいおーか?

 で、更に今でしょ(死語?)の映画及びTV映画は、過去の映画及びTV映画のオマージュ作品であるみたいなとこもありまして、このシーンはあの映画から来ますたみたいなのが、これまた結構あるんですよ、奥さん(誰?)その点では、米映画史みたいなノリもあるよな?

 それら一つ一つを微に入り細を穿つ感のある本書の著者の情報量も半端ないとゆー事か(笑)映画を見たらこの位語れというならば、もーひれ伏すしかございません(笑)

 てな訳で、都会に来た女の子の生きざまを追ってみよーって事かなぁ?

 アリス的には、女子の生き方…うーん、朝井さんどよ?かなぁ?映画とか、芸術、文化で、紅雨荘、ロシア紅茶、乱鴉、46番目、海奈良、切り裂きジャックを、菩提樹荘、鍵のetc.辺りの世界観かなぁ?

 それから、NYの女子的職業でファッション雑誌の編集者という職業は、当時的には女子がなれる数少ない職業の内の一つだったらすぃ…でもって、成り上がり女子もあるし、また良家の女子もあると思いますだった模様…そーだったのか?片桐さん?蛇足ですが成り上がり系では広告業界もで「広告業界は女性が手腕を発揮して出世することができる、数少ない業種でした」ですしおすし…

 だから、映画にもよくその手の職業が出てくる訳で、プラダを着た悪魔なんかを思い浮かべれば分かるんじゃなかろーか?SATCなんかも主人公の職業はコラムニスト、エッセイストみたいなのもあるし、よーするに業界人、ですよねぇみたいな(笑)

 で、映画も凄いが現実もパネェで、「ハーパース・バザー」「ヴォーグ」の伝説的編集長のダイアナ・ヴリーランドとかのリアルな人達のネタもバンバン出てくるとこかなぁ(笑)ちなみにこの人抜きに「二〇世紀のファッション史は語れません」になる模様…で、編集的にも、メディア的にも、キャラ的にもパネェんですが、その交友関係もパネェ…例えばジャクリーン・ケネディ・オナシスにファッションのアドバイスをしていたとかあると思いますだったらすぃ…

 そんな訳で、さすがNY、綺羅星の如く有名人がわんさか出てくるとゆーのもあるんですよ、奥さん(誰?)そんな訳で、この有名人達リストだけでも、本書埋め尽くされている感がなきにもしあらずで…

 又、原作者とかで作家もいぱーい出てきまする、例えばティファニーでのトルーマン・カポーティとか…これまた作家達のリストも凄い事になりそーな悪寒?

 で、映画なんで女優達となったら埋め尽くされそうな勢いか(笑)そゆ事で、それらを一つ一つ上げていったら、本書全部って事になるんじゃね?で、本書はまず読んでみての世界かなぁ?分かる人には物凄く分かる本だと思ふ(笑)又、分からない人にもNYの人物関係パネェのは一発で分かるよな(笑)

 そんなこんなで、詳細は本書をドゾ。でして、後は、目についたとこをチョイスする位しかトーシロには出来ませーん(笑)何にしてもリアルと虚構がシンクロしているとこがパネェかなぁ?

 例えばパリの恋人でのケイ・トンプソンの場合、ファッション編集者の役に自ら細部にまでこだわった外見つくりキタコレだったのに「映画の撮影前に目の下のたるみを取る手術と鼻の整形に失敗したため、この映画のトンプソンは厚化粧をしてもアップに耐えられる状態ではなかったのです」ってホンマでっかぁーっ?でもって、リアル側の「ヴリーランドをはじめとする「ハーパース・バザー」のスタッフの反応は冷ややか」だったとな「映画がファッション界を皮肉っているという時点で、彼女たちからすると許しがたいものだったのかもしれません」とゆー事らすぃ…

 まぁ米のファッション誌編集長って、まさにファッション業界の帝王って感じで、編集長一人以外、皆ファッション帝国の臣民というより奴隷みたいなノリのよーで…こちらの詳細も本書をドゾ。編集長が右だと言えば左でも右、白だと言えば黒でも白みたいな世界だったよーで…この手のエピもいぱーいありますが、一例として「耐えられなくなったミラベラは「ハーパース・バザー」に転職しようとしますが、「ヴォーグ」が力のある編集者を「ハーパース」に渡すはずがありません。ヴリーランドに直接引き止められて、ミラベラは「ヴォーグ」に残ることになります」って、これが米の正義だってか(笑)

 尤もそんな権力の象徴のよーな編集長独裁体制のよーな気がしますが、「彼女たちを生かすも殺すも、コンデ・ナスト社のオーナーであるニューハウス家とコンデ・ナスト社の実権を握っていたアート・ディレクターのアレクサンダー・リバーマン次第という感じがします」しおすし…売れるのは当然としても、更にファッション・アイコンであれって事ですか、そーですか(笑)「編集者はこうしてキャリアを築いても社内ではパワー・ゲームの駒として気まぐれに使われ、解雇されるんですね」が日常って…さすが米、人権がちゃいまんねんってか?

 そんな訳で、こー対応関係にあるんじゃねなエピがいぱーいなんてもんじゃなく繰り出されてくるので、それを追うだけでも精一杯でお腹いっぱいでござるなんですよ、奥さん(誰?)

 他にアリス的なとこでは、ヴォーグの編集長がヴリーランドからグレース・ミラベラに代わった時からのエピの一つで誌面が「アルマーニやラルフ・ローレン、ホルストンなどが当時発表した「ワーキング・ウーマン」向けのスポーティでエレガントなファッションを中心に据えました」の件かなぁ?アルマーニきたこれで、どよ?森下すゎん(笑)

 それから作家的なとこでは、「リブ・アローン・アンド・ライク・イット」(マージョリー・ヒリス)のお一人様自己啓発本の件だろか?そんなお一人様関連読本、「予算に合わせてリッチに生きていく方法」とか、「独身女性用のレシピ」etc.を出してベストセラー作家ですが、何か?のとこかなぁ?元祖SATCな生き方指南書だろか?ちなみにこれらWWⅡ前の話だったりして(笑)そんな昔から女性の方向性って同じだったのか(笑)女の子だって、一人で自由に楽しく日常を謳歌したいってか(笑)

 それからそれからゴシップ・ライター来たぁーってか(笑)「ニューヨークの有名なゴシップ・ライターの多くは女性です」しおすし(笑)「彼女たちは自称通であり、仲間として上流階級に入り込み、仕入れた情報にちょっとしたスパイスを振りかけて、最高のスキャンダルとして雑誌や新聞に提供します」キタコレ(笑)で、その存在を恐れられているのと同時に軽んじられているとな…でもって、「売れない女優がゴシップ・ガールになる、というのは常套なのでしょう」もあると思いますなのか…

 その際たるものがあのトルーマン・カポーティですたとは…「インサイダーでありながら自分の周囲を冷たく見ることができるゴシップ・ガールは、男の社会にも女の世界にも属さない何者かであると定義することも可能です」って、そーだったのか?ゴシップ?そんな訳なのか「今まで名前を挙げたゴシップ・コラムニストのほとんどが同性愛者かバイセクシャルです」ってホンマでっかぁーっ?こちらの詳細も本書をドゾ。何か実名で出てくるエピ凄すぎて何も言えねぇ…

 でもって、そんなゴシップ・ガールと上流階級の関係性で、カポーティとスワン達のそれがパネェ…小説出ましたで、上流階級の暴露キタコレになったらすぃ…かくて、絶縁状態来たぁーっになった模様…「上流階級の人々にとって、彼は真の友達ではなく、自分たちを楽しませる道化に過ぎなかったのです」「正体を知られない内は、ゴシップ・ガールは恰好の話題を提供してくれる最高の「お友達」です。でも、もし何者か知られてしまったら、憎しみと侮蔑の対象にしか過ぎなくなるのです」しおすし…

 豆知識的には、米の地理的なとこで、ニュージャージーとはで、「ハドソン川を挟んで大都市マンハッタンの対岸にありますが、二つの州はまったく別の文化を持っています」そで、「アイルランド系と共にイタリア系白人が多いことでも知られている州」なんだそで、「マンハッタンがクールな都会なら、ニュージャージーはダサい田舎、そんなイメージがつきまといます」ってホンマでっかぁーっ?

 又、「ニューヨーク州ニューヨーク市はブロンクス、ブルックリン、マンハッタン、クィーンズ、スタテン・アイランドという五つの行政区で構成されています」そで、「マンハッタン島の北東にあるブロンクスはプエルトリコ系とドミニカ系、アフリカ系のコミュニティが中心で、ヒップポップ発祥の地」だそで、「ロングアイランド島の西部を占めるブルックリンは独自の文化を持つ地域ですが、近年は再開発で第二のマンハッタンになりつつ」あるそで、「ブルックリンと隣接するクィーンズにはJFK空港があり、多様な民族のコミュニティが」あるそで、「スタテン・アイランドはニューヨークの南西部に位置する島で、ブルックリンとニュージャージー州に隣接して」るそな…

 そんな中NY中のNYマンハッタンきたこれってか(笑)「マンハッタン島と自由の女神があるエリス島などの三つの島からなるこの地区こそが摩天楼がそびえ立つ都会であり、ウォール街がある世界の経済の中心であり、きらびやかな店が並ぶ五番街を擁するショッピングの都であり、多くの映画や小説で、地方出身のヒロインたちが胸をときめかせて上京した「都市」なのです」ってか(笑)ちなみに「マンハッタンの愛称は、「ザ・シティ」」なんだそな…

 これまたそんなマンハッタンは「東京でいう世田谷区くらいの面積しかない小さな都市」で、これまた「マンハッタン自体も細かい地域に分けることが」できるそな…五番街があるミッドタウン、「食肉工場の街からトレンド・シティへと進化したミート・パッキング・エリア」、「セントラル・パークの西側、アッパー・ウェスト・サイド」には、コロンビア大学とかありで「知的で文化エリートが暮らす地域」だそで、「セントラル・パークの東側、高級住宅街のアッパー・イースト・サイド」で、こちらは「WASPを中心としたお金持ち、通称プレッピーが暮らす」街って事になるらすぃ、かくてNYの中でも「閉鎖的なコミュニティ」となるそな…こちらの詳細は本書をドゾですけど、一例としては「貴族でもないのに、デビュタント・ボールがある」「先祖がメイフラワー号でアメリカに渡ってきたことを自慢するような人たちです」「たかだか四百年の家族の歴史がステイタスになるのは、伝統のないアメリカだからこその話でしょう」って、ホンマでっかぁーっ?

 蛇足ですけど、この手の感覚はアイビー・リーグにもあると思いますで、こちらの住民のみなはま的にはアイビー・リーグは「寄付金を弾むお金持ちの卒業生の息子や娘」、生まれながらの「エリートしか入学を許されない場所」的感覚らすぃ…米の大学って(笑)

 とはいえ、蛇足の蛇足ですけど、「本当のプレッピーは自己表現の欲望などない人たち」ですしおすしで、秘密のベールに包まれているってか(笑)

 とはいえとはいえ、「噂話が社交界を動かし、人を傷つけ失墜させるというアッパー・イースト・サイドの本質は変わっていません」ですしおすし(笑)世界的に見れば「この地域に伝統や特権性を感じるアメリカの上流階級など新興に過ぎません。この歴史のなさが、アッパー・イースト・サイドの寛容の精神がない狭量さとつながっているのだと言えるでしょう。そんな未成熟で固い人々による噂や視線に脅威を感じ、心傷つくアメリカ人は、二一世紀となった今もまだ「無垢」な子供のままなのです」だそーですよ、奥さん(誰?)さすが、差別の無い国、米様は一味違う(笑)

 さて、マンハッタンですけど「マンハッタンの住所表示は、このフィフス・アベニューを境に東西に分かれています」って、そーだったのか?五番街?その五番街でも「特に華やかなのがストリートでいうとセントラル・パークに近い三十四丁目から六十七丁目の間、ミッドタウンと呼ばれるところ」なんだそな…ちなみにここに「カルティエやハリー・ウィンストン、シャネル」あり〼ってか(笑)でまぁここが「マンハッタンのメイン・ストリートだといえる」って事らすぃ…

 その五番街と五十七丁目が交差してるとこにティファニー本店があるそな…で、ティファニーで朝食をの冒頭シーン来たぁーってか(笑)蛇足ですけど、ティファニーで朝食をのホリー役、原作者のカポーティは「私生活で仲のよかったマリリン・モンローを希望していました」ってホンマでっかぁーっ?「後にはジョディ・フォスターがふさわしいと言っています」って…マジか?うーん、ホリーがこの二人だった場合、全然違った映画になっていただろーなぁ?

 後は、場所的なそれでスタジオ54(ディスコ)でしょか?今でいうとクラブって奴?こちらを有名にしたのは「入場制限です」って、一見さんお断りに目くじら立てる外国人の方多しなのに、これはOKなのか?「スタジオ54に入れるのはセレブリティか、特別な個性を持った無名人-素晴らしい美貌の持ち主、エキセントリックなファッションに身を包んだ人間、とにかく目立ち、スタジオ54のオーナーのスティーヴ・ルベルの独特な基準に合う者と決められていたのです」しおすし…で、こちらの噂のVIPルームなどについてのエトセトラについての詳細は本書をドゾ。

 たには、リーマンショックきたこれですけど「経済の下落と相反するようにマンハッタンの家賃は値上がりしていき、面白い人材や店はブルックリンへ流出していく」ってホンマでっかぁーっ?

 他にも豆では、「ヒラリーは一九九八年、政治家の妻として初めて「ヴォーグ」の表紙を飾っています」そで、編集長はアナ・ウィンターですたとゆー事になるそな…

 言葉的には、この件かなぁ?「自分は美人でも、チャーミングでも、頭がいいわけでもない。育ちも貧しく、男性が誰も欲しがらないような女=マウスバーガーだった」(「シングル・ガール」序文/ヘレン・ガーリー・ブラウン)だろか?そゆ表現、米にもあったんですねぇ?例のポリティカル何ちゃらに引っかかりそうな悪寒ですが(笑)でも、若さが抜けていると思うのは気のせいか(笑)

 映画的な豆では、ロック・ハドソンが「一九八五年、HIVに感染していることを初めて公にした有名人となり、長らく隠していた同性愛をカミングアウトします」とあって、「夜を楽しく」で「ドリス・デイ演じるヒロインをからかうために、ロック・ハドソンがわざとゲイを連想させるような言葉を繰り返すシーンがあります。今観ると複雑な気持ちになりますが、「本当はゲイであるロック・ハドソンが、ゲイのふりをするヘテロのプレイボーイを演じる」という倒錯性は、「夜を楽しく」に独特のキッチュでクィアな魅力を与えています」ってホンマでっかぁーっ?

 それから、モデルから女優への件では、「ダイアナ・ヴリーランドは何人かのモデルをハリウッドに送り込んで成功させています」とな…その「最も有名なのがローレン・バコールでしょう」で、「アリ・マッグローもヴリーランドに見いだされてモデルとなり、女優に転進した一人」なんだとか…

 芸術系では、アンディ・ウォーホル関連の話題だろか?で、「ウォーホルはトルーマン・カポーティに憧れていて、彼のことをお手本としていました」って、ホンマでっかぁーっ?しかも「カポーティはスワンたちから捨てられましたが、ウォーホルは同じ轍は踏みませんでした。彼は自分から女の子たちを捨てていったのです。「ガール・オブ・ジ・イヤー」は永遠の冠ではありません。年が変われば、主役の女の子も変わる」って、成程、元祖卒業システム構築はウォーホルだったのか?

 何とゆーか、女子目線のNYとは何ぞや?とゆー事でしょか?NYとは女子のドリームなんじゃね?かなぁ?現実は「後ろ盾がなく、たやすく都市に飲み込まれ、消費されていってしまう」女子達で、NYの「摩天楼を作るのは男たちです」しおすしの「男たちのストーリー」キタコレだけど、「女子たちの物語はそこからの転落にあるのです」とは、何だかなぁ…

 今も昔も男社会キタコレで、平安京の紫式部や清少納言みたいなもんか?キラキラした御所を書いたのは、生粋の中の人ではなくて、ちょっと外からやってきましたの二人だもんなぁ…そこは女子の憧れの地みたいなノリは、和泉式部日記みたいなノリか(笑)

 そんな憧れの中の憧れのニューヨークですから、「ニューヨークには今でも、有名になれるならどんな形でもいいという捨て身の美しい女性たちが大勢いて、それがどこかで街の原動力の一つにもなっています」になるんだろーなぁ…

 そゆ訳で、映画とかドラマに出てくるNYは「真のニューヨークというよりも、田舎の少女たちがそこにたどり着くことさえできたら全ての夢は叶うと信じるキラキラしたオズの国のような存在です」しおすしとな…

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピいぱーいですので興味のある方は本書をドゾ。

 目次参照  目次 文化・芸術

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