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2018年4月15日 (日)

ロマンティストに捧ぐ?

浮世絵のおんな  葛飾北斎 喜多川歌麿 十返舎一九 他  二見書房

 サブタイトルは、女と男の寝物語なんですが、何の世界というと春画の世界でして…「江戸後期の文化~文政期(1800年代前期)にかけて、庶民が楽しんだの枕絵・艶本の世界…。」という事になるらすぃ…所謂一つのエロ本か?ですが、江戸のポルノ並じゃねぇってか?まさにげいじつのためならぬぎますの世界が展開している模様…

 まぁ当時的立ち位置としては「大衆娯楽本」という事になるらすぃ…でもって、本書の趣向は「春画を収録したそれらの艶本をまるごと復刻し、読みやすい訳文で、江戸庶民となるたけ々気分で味わっていただく」というものらすぃ…

 そんな訳で本書収録作品は「天才絵師・葛飾北斎の見事な筆運びによる絵物語「萬福和合神」」と、「喜多川歌麿と十返舎一九の共著「葉男婦舞喜」と、「戯作の達人、山東京伝の黄表紙の傑作「江戸生艶気樺焼」と、「錦絵十二枚「願ひの糸口」」も歌麿の傑作という事にらるらすぃ…

 まぁ江戸生気樺焼以外はエロ街道まっしぐらって感じだが、山東京伝のソレはエロではなくスラップスティックとゆーか、完全コメディ、むしろギャグ、ナンセンスの世界じゃね?大店のボンボンが世間知らずでしでかす騒動みたいな?落語か、お笑いの題材にもってこいのよーな気もするが?と思ったらはコレ「不朽の名作として読み継がれ、今日でも歌舞伎で演じられている」作品だったんですねぇ…

 アリス的に、どよ?というとエロ本ならば殿方的にあると思いますじゃね?ですけど、こちらはもー変態性欲の権威、我らが准教授の出番じゃなかろーか(笑)

 の、前に、准教授お誕生日おめでとうございます。永遠の34歳、最早、昭和ではなく平成っ子じゃね?准教授ですが(笑)本日は、そんな准教授の生誕日(仮)ですから(笑)そして、毎年准教授というと一番に思い出すのは変態性欲の権威で…かくて、本書を手に取ってしまうと…このパターンも幾星霜(笑)

 ただまぁ、噂の変態性欲の権威的にはどよ?とは思う?とゆーのも、何せ浮世絵ですから、デフォルメ過多で、トーシロが見てもデッサン狂ってね?でして、これにエロを感じ取っていた当時の江戸庶民パネェと思いますた(笑)ある意味究極の柔軟体操に見えなくもないよな?

 後、よく海外で変態の国じゃぱんみたいにディスられている事があって、それに浮世絵の大蛸と浮世絵美人がみたいなノリもあるんですが、これエロっていうより、ホラー?というより、コメディとかファンタジーのノリじゃね?と思うのは現代日本人的感性だからだろぉか(笑)多分、コレ、葛飾北斎の海女と蛸の春画からだと思われなんですが?さすが、北斎だけあって絵はとても上手なんですよねぇ…ただ、これにエロを見るか?変態を見るか?それともシュールレアリズムを見るか?それは自己責任でお願いしますの世界じゃね?

 さて、実際の絵と文については本書をドゾ。エロシーンって延々続くと何だかなぁ?まぁ、これもある意味、究極の男のロマンだろしなぁ(笑)ただ、確か数年前に確か大英博物館で春画の展覧会があったよーに、ここまでくるとげいじつじゃね?の世界でもあるなぁと(笑)

 それにしても、当時の天才絵師、文師達が艶本に手を染めているとこがげいじつの世界って奴じゃね?でして「芸術至上主義者の北斎が、枕絵(春画)を描いた。それは彼の「遊び心」がさまよう場であっただろう。あらゆる人を愉しませたいという娯楽の精神、その艶本界は稀有な前衛アーティストが時たま遊んだ風流の場であっただろう」(@佐野文哉)と後書きにあったりして…

 ちなみに「中国の明代末に南京を中心に流行った色摺版画のなかの春画が、百年後、江戸庶民文化の勃興期に輸入されて特殊な芸術「浮世絵」を生んだ」(@佐野)だそで、成程、浮世絵もこれまた日本の魔改造のなせる業だったのか…そして、羊羹のよーに本家本元とはずぇんずぇん違い進化をしてしまうという(笑)

 そんな訳で「浮世絵の根源は枕絵であり、ほとんどの浮世絵師が春画を描いた。それを芸術の域にまで押し上げたのが喜多川歌麿と東洲斎写楽であり、引き継いで浮世絵芸術の花道を飾ったのが葛飾北斎と安藤広重であった」とな…そーだったのか?浮世絵?

 まぁ、これこそまさしく究極の大人の娯楽(笑)そんな訳で、詳細は本書をドゾ(笑)

 目次参照  目次 文化・芸術

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