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2018年4月 5日 (木)

フェリーチェ・ノッテ(笑)

メディチ家殺人事件  塩野七生  朝日新聞社

 所謂一つの歴史小説、時代小説になるのだろーか?で、これ三部作の二番目ですよねぇ?聖マルコ殺人事件→メディチ家殺人事件→法王庁殺人事件とゆーつながりになるみたいです…なのに法王庁を読んで、次に聖マルコ読んで、今回メディチとなったので、よーやく、法王庁への伏線が分かったとゆー…いやー物語は順番に読むべきだと痛感しますた(笑)

 さて、今回の舞台はフィレンツェ、主人公はマルコ・ダンドロなんですけど、ほぼメインはタイトル通りメディチ家の人々かなぁ?その中でも、アレッサンドロと、ロレンツィオーノと、コシモの三人になるのだろーか?何ゆーか、フィレンツェの黄昏って感じがしないでもないが?

 中世というより近世になるのか?の16世紀の半ば、伊半島の都市国家が次々と大国にのまれていくその最中でしょかねぇ?ヴェネツィア編は、聖マルコのとこでキタコレで、なるほろ、交易都市、海上都市、対土情勢とのソレで、激動のヴェネツィアでしたが、フィレンツェは、対西に既にのみこまれていますが、何か?とゆー事らすぃ…建て前では、メディチの大公による自立した都市国家に見えて、その実はアレッサンドロの舅としてのカルロス(西)王の傀儡政権ですが、何か?ですしおすしだったらすぃ…

 メディチ家の家系図というか、その流れがまずパネェで、メディチと言えば、頭に浮かぶのは「偉大なという仇名でも有名だったメディチ家のロレンツォ」じゃね?「フィレンツェと言えばメディチ家、メディチ家といえばロレンツォ・イル・マニーフィコが連想されるのは、十六世紀も半ばに近づいたヴェネツィアでも変わりはなかった」ですしおすし…

 そのロレンツォが亡くなった年が1492年というから、日本で言う応仁の乱の後位のノリか?どこの都市も騒乱キタコレなんでしょかねぇ?何はともあれ「それまではメディチ家の懸命なやり方のおかげで、活気にあふれ、イタリア中を引っぱる勢いであったフィレンツェも、あの年を境にして、修道士サヴォナローラの支配する狂信の時代に入ったのです」とな…まぁこちらの詳細は本書をドゾですが…

 「政情の不安定は、経済力の消耗を招かずにはすみません。経済の勢いが非常に強く、政情が不安定であるにもかかわらず独自に上昇できる力がある時代ならともかく、もはや十六世紀も半ば近くなった今のフィレンツェには、そのような活力はないのです」の件は、まさに今でしょ(死語?)じゃまいか(笑)ちなみにやたらと内にこもるな外に出ろと喧伝凄くね?ですけど、実際は「学者や芸術家たちが他国へ行ってしまうのも、止めることのできない流れなのでしょうね」で、今ならこれは技術者か(笑)

 どんなに高名になっても「他国へ行こうとはしない」と「仕事を求めて移住してくるほど」は、モロに国力を表しているものなのか(笑)まぁ詳細は本書をドゾですけど、この頃から、経済力、安定政権、治安維持、それと政教分離と言論の自由が、国の発展、活力の素なのか…

 で、今でしょ(死語?)のフィレンツェは、「今のフィレンツェの支配者である公爵アレッサンドロ」には、皆まで言うなか(笑)そしてお話の方は、アレッサンドロの寵臣が殺されたところに、マルコはフィレンツェを訪れて、物語の幕が上がるってか(笑)

 アリス的にメディチ…フィレンツェ…うーん、確か准教授が学界で伊に出張予定なんてのがどこかにあったよーな気がするのんだが?この頃記憶力低下が著しくて?どこだったか?思い出せない…

 他にアリス的というと、「マキアヴェッリも同じだったが、現実の政治に忙しい間は、書くという、現実から離れた視点がないとできない作業までは、なかなかやる気分になれないものなのである」の件かなぁ?そーだったのか?作家?

 でまぁフィクションですので、お話のスジの詳細は本書をドゾ。まぁほぼ、史実に沿ってのノリなんでしょーが(笑)

 とはいえ、本書巻頭の第一の被害者は、「アレッサンドロ公爵の一の側近」だったそで、「公爵も人気はないが、あの男はもっと人気がなかった」になるそな(笑)今までの騒乱で、フィレンツェの市民は、職人も農民も市民は皆疲弊しきっているのに「税金を取ることだけは昔どおりです。いや、昔よりひどいくらいだ。しかも、疲れ切った市民から取りあげた金は、公爵の気晴らしに使われるだけです。殺されたラーポという名の男は、税を集める元締めだった。殺されたからって、誰一人悲しんじゃいませんよ」って…そこまで言うか、宿の主人(笑)

 で、本書巻末の第二の殺人では、そのアレッサンドロ公爵となる訳で…本書は、ミステリ的には探偵も犯人もスルーしているよなノリですが、絡む人達はある意味、当時のセレブって事にならね?かなぁ?何せマルコからしてヴェネツィア貴族の本家当主(ただし現状は謹慎中で追放中なので私人の旅人/笑)ですしおすし…

 フィレンツェのセレブ中のセレブ、メディチ家は、中の人の血縁関係がこれまたパネェで…あのロレンツォ・イル・マニーフィコとその弟のジュリアーノからキタコレで、このジュリアーノがパッツィの陰謀事件(1478)で殺害されたけど、ジュリアーノには隠し子の幼児がいて、ロレンツォ・イル・マニーフィコの養子となり、後にローマ法王クレメンテ七世となるそで、それが二年前にお亡くなりになったらすぃ…

 このクレメンテ七世にも隠し子がいて、「下働きの黒人の奴隷女に手をつけた結果というのが、もっぱらの噂だ。その子というのが、フィレンツェの現公爵アレッサンドロなんです」ってホンマでっかぁーっ?ただし公式には、「若死にしたウルビーノ公の庶子ということになっている」そな…

 ちなみにウルビーノ公というは、「ロレンツォ・イル・マニーフィコの長男のピエロの長男」とな…よーするにアレッサンドロは公式では「メディチ家直系」となるらすぃ(笑)

 他にも、ロレンツォ・イル・マニーフィコの三男、ヌスール公ジュリアーノの庶子、イッポーリトもおりますよってにで、アレッサンドロより二歳年上っでしたとな…

 庶子同士ならば年齢が上のイッポーリトが後継者じゃね?ですけど、公式ではちゃいまんねんって事で、「イッポーリトが聖職界に入り、枢機卿になったのも、後継者争いからはずそうとした法王クレメンテの策略」で、「イッポーリト枢機卿も、一年前、原因もたしかでない病にかかって、あっという間に死んでしまった」そな…

 こーして生き残ったアレッサンドロは向かうとこ敵なしかと思いきや、あにはからんやで、クレメンテ七世的という父親的には「神聖ローマ皇帝でスペイン王でもあるカルロスに頼んで、カルロスの庶出の娘と結婚させるようはからった」そで、アレッサンドロはマルゲリータ姫と結婚しますたとなったらすぃ…舅は「ヨーロッパ最強の君主カルロス」ですが、何か?とゆー事態キタコレってか(笑)まっ結局はカルロスのおかげでアレッサンドロがメディチ家のトップになれましたは勿論、フィレンツェそのものが西の傘下に入った事も意味する訳で…

 まぁかよーな訳で庶民でも、現当主の血筋の正統性が今一なのを知っているのに、私が正統です、えっへんとされてもどよ?というのがフィレンツェの市民の偽りなき心情って奴らすぃ…しかも施政者として出来が良いというならともかく、真逆ですから(笑)

 メディチ家の男達って一体?で、ここに分家筋の二人の男もおりますよってにで、ロレンツィーノとコシモとな…ちなみにロレンツィーノとコシモは父親同士が従兄弟で、コシモの父親は「黒隊のジョヴァンニ」と言われた程の有名な武将。

 又、ロレンツィーノの母親は「共和国時代の大統領も出したほどの名門ソデリーニ家の出身」で、コシモの母親は「マリア・サルヴィアーティ」で、「ロレンツォ・イル・マニーフィコの娘の一人とヤコポ・サルヴィアーティの間に生まれたから」ロレンツォ・イル・マニーフィコの孫娘で「父方は、サルヴィアーティ家というフィレンツェきっての金融業者」となるそな…

 でまぁ、結局、本書は、セレブにありがちなお話のスジを辿る旅に出るぅーになるのだろーか?うすうす察していらっさると思いますが、メインストーリーは、アレッサンドロ25才、とロレンツィーノの21才、コシモ17才の椅子取りゲームという名のバトルロワイアル来たぁーってか(笑)セレブの辞書に共存共栄という文字はないらしー(笑)

 まぁともかく、最初の殺人事件の犯人に、フィレンツェでのマルコが宿泊した宿屋の主人がつかまりましたで、マルコも事件にかかわざるを得なくなっていくで、更にあのオリンピアとの再会ありで、ロレンツィーノとかかわる羽目になり、その後は芋づる式にフィレンツェでのセレブ網の闇に踏み込む事になるかなぁ?詳細は本書をドゾ。

 で、対する傀儡の専制君主アレッサンドロの方は、「法の公正な施行など、公爵にはどうでもよいことなのである」ですしおすし…アレッサンドロ的には「自らの権威をないがしろにされたことを怒っているのである」ですしおすし…だいたい「その権威も自分で築きあげたものでなく、実の父とされる法王や舅の皇帝の後押しがあって獲得したものであるためになお、少しの失墜にも神経質になってしまうのだった」ですしおすし(笑)

 蛇足ですけど「偉大な君主とは、短所をもちあわせていない人物なのではない。長所も短所ももちあわせているのだが、その両方ともが並はずれて大きいのだ」そで、「彼らの次ぐのが、長所短所とも適当にもっていながら、それらを均衡させることも知っている人物だろう」って事でこれが常識人って事になるらすぃ(笑)アレッサンドロはそのどちらにも属さないとな(笑)

 更に若さについても「経験が豊富ならば、どれほど非常識な無能でも、なにかがブレーキの役をつとめるからだ」の件は、うーん…歴代のローマ皇帝も若くして成功したのはアウグストゥス位だからなぁ…後はみんなご退場させられたですしおすし…

 これまた蛇足ですけど、政治事情としては「支配者に対する陰謀が起こるか起こらないかの原因は、その人物を倒せば政治の方向が変わると思えるからこそ、陰謀とか暗殺とかを考える人々が出てくるのです」の件かなぁ?本書では、フランチェスコ・ヴェットーリの言葉として語られていますが(笑)

 それからマキアヴェッリの君主論、政略論が議論されるシーンも詳細は本書をドゾ。「ニコロは、君主への憎悪は、肉体か財産か名誉のいずれかが傷つけられた場合に生まれる、と言っている。とくに肉体の場合は、傷つけられるというよりも、傷つけられそうだという怖れを感じた者は、それをされない前に反撃に出るから、危険なわけだ」とヴェットーリは語るってか(笑)いや、実に意味深じゃまいか(笑)

 も一つマキアヴェッリ関連で、「党派活動に熱中していると、真に重要な問題を忘れてしまいがちなものですな」「ニコロは、こんなことを言っていましたよ。-不正義はあっても秩序ある国家と、正義はあっても無秩序な国家のどちらかを選べと言われたら、わたしは前者を選ぶであろう-」って、ヴェットーリ絶好調ってか(笑)世の中には米の正義って言葉があってな(笑)

 当時のあるある豆知識的なとこをどよ?で、例えば、フィレンツェの城門では警備の兵が多しのとことか…まっこの辺りは物語の伏線かもしれないが(笑)

 刑事事件キタコレですけど、「フィレンツェには、市民ならば誰でも弁護人によって守られる権利があるという考え自体が存在しないのである」ですしおすし…花の都には市民の権利なしってか?まっ逆に、当時的にはヴェネツィアがその手の権利に突出していたとゆー(笑)

 それと「黒い教団」だろか?「犯罪者の世話が目的の奉仕団体」キタコレでしょか?詳細は本書をドゾですけど、服装からして「眼の部分だけが開いた黒頭巾を頭からすっぽりかぶり、足もとまでとどく黒の長衣装の男たち」って…相当に異様だと思うのは気のせいか?

 ちなみに黒い教団の構成員は、「階級も職業も種々雑多な男たちが属している」そで、貴族から末端というか底辺庶民まで入っているらすぃ…「この人々に共通しているのは処刑囚への奉仕だけで、これに要する諸費用さえ団員のふところから出るのだった」って、マジ、フィレンツェのセレブって一体?そして、「「黒い教団」の素性は、フィレンツェの司法機関であるパルジェッロの役人でさえ知らなかった」ってホンマでっかぁーっ?本当に独立機関なんだなぁ…今でいうNPOか?

 も一つ「フィレンツェでは司法の最高機関とされている「八人委員会」」もありますよってに(笑)

 それからフィレンツェにも市中引き回しの上磔獄門あると思いますだったらすぃ…で、その道順が二通りあったそーで、第一の道すじが、「刑宣告の場であるパルジェッロを出た後は、まず南に向かう。そして、政庁の裏を通りながら政庁の正面にまわって、シニョリーア広場に出る。このフィレンツェ第一の広場を引きまわされた後、広場の北に口を開けている広小路に入るのだが、この広小路をまっすぐに進めば突きあたる花の聖母教会には、すぐには向かわない」「左に折れて、この市場の一画を通るように決められていた」そで、「この道だと、花の聖母教会所属の八角形の洗礼堂の、ちょうど西側に出る。洗礼堂のすぐ前には、花の聖母教会がフィレンツェ第一の格をもつ教会であることからも、フィレンツェの宗教面の第一人者である、大司教の公邸があった」そな…

 罪人に対して「二階の窓からにしても、前の道にひざまずく罪人に祝福を与えるのは、大司教の仕事の一部であった」そで…

 この後、「広大な花の聖母教会の周囲をぐるりとまわる道程が待っている。そして、その後は、家の立てこむ間の道を右折左折をくりかえしながら通り抜けると、聖クローチェの教会の前の広場に出る。ここからは、この教会の北側を走る。さして広くないがまっすぐ通っている道を行けば、「裁きの門」に突きあたるのだった」とな…

 ちなみに「聖クローチェの教会から「裁きの門」にいたるこの道は、市中引きまわしの第二の道すじでもここだけは共通しているので、処刑囚の全員がここを通ることになる。そのためかこの道を、「不満者たちの通り」と市民たちは呼んでいた」ってホンマでっかぁーっ?

 一方、第二の道すじは、「政庁もシニョリーア広場も、市場の横も花の聖母教会も通らない」そで、大司教の祝福もカットされるそな…というのもこちらの処刑囚は死刑囚ではなく、軽犯罪系だからだそな…そんな訳でパルジェッロから「刑場まで直行する」ですしおすしとな…

 ただ、「唯一の寄り道は「黒い教団」の本部があるところから「黒い通り」と呼ばれている道を通ることだろう」で、「それを通り抜けてからは、聖クローチェの教会前の広場まで行き、そこからは「不満者たちの通り」をまっすぐ進んで、「裁きの門」に達すれば、市中引きまわしも完了」するとな…

 そんな訳で、ドナドナじゃないけど、馬車が行くって事になるらすぃ…

 フィレンツェ建物事情の豆になるのだろか?で「ガラスの窓は高価なので、政庁舎や教会などの公共建築物をのぞけば、ガラス工業が盛んでないフィレンツェでは、裕福な人の屋敷にしか使われていない」そで、ガラスは「フィレンツェでは輸入製品なのだった」そな…かくて、それなりの家でも「窓だけは布製だった」らすぃ…木ではなくて布なのか?もしかして日本的に言うとこの障子の感覚?

 フィレンツェ土地事情では、メディチ家ってフィレンツェ郊外のムジェッロ村一帯が、発祥の地だったのか?

 又、「イタリアの街中の邸宅は、一階は人の住まうようにはできていない。事務所か倉庫か馬をつなぐ、現代で言えばガレージ」じゃねらすぃ…そんな訳で「一階とは呼ばない。地上階と呼ぶくらいだ」そで、「一階は、日本流に呼ぶ二階からはじまる」そな…だから、「ある水準以上の屋敷ならば、この一階が屋敷の「顔」になる。サロンも食堂も、天井も高く広い部屋のつづくこの階に集中している」のだそな…

 そして「二階は普通、主人一家の居室に使われていた」そで、「住み心地を重視して、天井も低目に、部屋の広さも押さえたつくりになっている」そな…で、三階は「使用人たちの部屋にあてられるのが普通」で、「火災の危険も考慮して、調理場も最上階におかれる」のだそな…そんな訳で「大邸宅では、最上階の調理場から階下の食堂へ料理をより早く運べるように、壁をくりぬいた中を昇り降りできる、手動式の小さな"エレベーター"」もあったとか…エレベータの起源ってここからなんだろか(笑)

 後、興味深い感覚としてはロレンツィーノの言葉として語られているこの件かなぁ?「古いというだけで尊重するのは、感受性のないひとのやることです。ならば、遺跡にころがっている石を拾ってくればよい。古くて、しかも美しいものだけが、尊重される価値があると思う。そして、それをしまいこむのではなく、わかる人には見せ、使う愉しみもともに分かちあってこそ、古美術品を所有する喜びを味わえるのだと思う」とな…そーだったのか?考古学(笑)

 ついでに「都市の産物である古典」キタコレで、これが都市の魅力って奴になるらすぃ…

 それとはどよ?ですが、フィオリーノ金貨キタコレで、フィレンツェの金貨ですしおすしなんですが、これには二つあると…一つは「六年前の一五三〇年まで、つくられはじめてから三百年近くもフィレンツェ経済の顔であった、共和制時代の金貨」で「表にはフィレンツェの保護聖人である洗礼者聖ヨハネの像」、「裏面に、フィレンツェ共和国の紋章イリスの花が彫られている」のだそな…

 それがメディチ家支配下になった1530年からは同じくフィオリーノ金貨と呼ばれてはいるけど、「二十四金と金の純度に変化はなくても、ほんの少しだが量が減っていた」そで、「弊価切り下げ」キタコレって事らすぃ…

 でまぁ、「国民全員の欲求を満足させてやることは不可能でも、多数の欲求を満足させることならば可能ではないか」の件かなぁ?これまた詳細は本書をドゾですが、よーは「これが可能なのは、国民多数の欲求を満足させてやれるだけの、つまり彼らに分配できるだけの、経済的な力を持っている場合にかぎる」って、男は甲斐性、都市も甲斐性、国家も甲斐性、これに尽きるってか(笑)

 経済が衰退しても、「それを公正に分配するための能力、つまり政治的能力に長けた人物」がいないとなれば、「こうなってはもはや、混沌しかない」に至るのか…どんな政体であっても不満足者が多数という事は「野党が常に多数派」じゃねで、安定政権、政治なんてどこにあるんですかぁーっ?て事にならね?リストラ上等や、消費税増税ってフェアはどこへ行ったってか(笑)本当にありがとうございました(笑)

 それから宗教豆になるのだろーか?の在家尼だろか?ヴェールをすっぽりかぶっているスタイルらしーんだが、こちらの詳細も本書をドゾ。ただ、未亡人がしてると「再婚しないという、意志の表示でもある」キタコレになるらすぃ…

 それからエピファニアの祭りキタコレでしょか?「キリスト教での救世主の御公現の祝日をいう」でして、こちらの詳細も本書をドゾ。

 さて、お話のオチはメディチ家の三人の男の三つ巴で誰が最後に天下を取るか?のお家騒動じゃまいか?かなぁ?こちらの詳細は本書をドゾ。

 蛇足ですが、時代は下って「ヨーロッパ劇壇の花形であった女優のサラ・ベルナールが、男装して演ずる「ロレンツァッチョ」は、彼女の当たり役の一つであったといわれる」って、そーだっのか?仏?

 まぁそれはともかく、亡命してもアレなのは、何か権力者の執念感じるなぁ…トップって何事も生き残るのは自分一人でいいとゆー人種なんだろか?

 そんな中、事件の関係者にまんべんなくかかわりながら、その実、欠片も関係ない我らがマルコは、そんなフィレンツェを後にして、オリンピアと共にローマに向かう事になると…そして法王庁殺人事件に続くんですね…

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。

 ネタばれで言わせてもらえば、個人的にはこのマルコが実に不思議(笑)前作で長年の親友を亡くし、次作で結婚の約束をした女性を亡くすんですが、マルコ本人は淡々としているよーに見えるんですよねぇ?マルコって一体…いえ、何か伊男って、いつでもどこでもオーバーアクションの激情スタイルかと思っていたので、ヴェネツィア男はどこまでも合理的ですしおすしって事なんだろか?うーん(笑)

 目次参照  目次 フィクション

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