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2018年6月20日 (水)

アビバノンノン?

おもしろサイエンス 温泉の科学  西川有司  日刊工業新聞社

 表紙コピーは、温泉は地球の恵みとして地下から湧出し、湯治、療養、観光など、私たちの生活を豊かにしてくれます。多くの人が温泉に行き、天然の温泉を大自然のなかで楽しみ、癒されています。でも、どうして温泉にはそんな力があるのでしょうか。その秘密を解き明かしていきます、とあったりして(笑)

 そんな訳で、一問一答形式というかで50の事柄について語る温泉科学エッセイでしょか?とても平易な文章なので、なるほろ温泉知識が自然に積みあがっていく感じのよな?本書を一回でも目を通しておくと、温泉の背景が分かる感じじゃなかろーか?まっ四の五と言わずまずは読んでみてみてかなぁ?単純に面白いですっマジで(笑)

 例えば、「火山活動にともなう温泉の水(温泉水)に加えて地表近くで、地球内部からの熱の影響を受けて地下水は温かくなります」そで、「地中を100メートル掘るごとに温度は3℃前後上昇します。地表から1000メートルでは地下水は30℃以上になります」って、ホンマでっかぁーっ?地中ってあったたかかったんですねぇ?

 まぁともかく、日本には温泉が3000ヵ所以上あるそーで、日本列島温泉だらけ、むしろないとこを探す方が難しい位、温泉マップ見るとある気がするのは気のせいか(笑)「日本は第四紀(258万8000年前から現在までの期間)に活動し噴出している火山帯に沿って温泉が密集して分布して」るとな…ちなみに「この火山帯の多くは第四紀のまえからも火山活動の場でした」って、ドンダケェー(死語?)今も昔も日本って火山帯の国だものだったのか(笑)

 そして火山があればマグマありで、そのマグマが「地下数キロメートルで固結し、火成岩を形成し冷却しながら、深層地下水を熱して温泉にしています」という事らすぃ…でもって、これが「火山性温泉」って事になるのか(笑)だからお山に多いとな…

 又、「日本列島は地殻変動によって海水準変動がおこり海進、海退を繰り返してきています」って、そーだったのか?海ぃー?この変動によって「海水を含んだ堆積物が埋没し、地層の中に閉じ込められた後、地下深部で温められ、温泉」になるそで、こちらは「非火山性温泉」って事で、平地に多いとゆー事に…

 アリス的に温泉とゆーと、異形のとこだろか?まぁ関西系の温泉としては、本書には有馬温泉と南紀白浜温泉が掲載されています。

 有馬温泉は、「和歌山県の「白浜温泉」、愛媛県の「道後温泉」とともに日本三古泉の一つで日本を代表する名泉の一つ」であり、群馬県の「草津温泉」と岐阜県の「下呂」温泉とともに「日本三名泉」なんだそな…しかも「江戸時代の温泉番付では当時の最高位である西の大関に格付けされていました」ですしおすし…

 その有馬温泉には八つの源泉があり、泉質としては三つに分けられるとな…それが「鉄分を多く含む褐色の含鉄塩化物泉、ラジウムを含む放射能泉、炭酸を多く含む単純二酸化炭素泉」とな…とこちらの詳細は本書をドゾ。

 アリス的には有馬温泉の歴史的な流れで、6世紀末から知られる日本書紀にも出てくる古泉ですけど、「名僧行基が7世紀前半に有馬温泉の基礎を開きました」とな…平安時代については本書をドゾで、戦国の豊臣秀吉来たぁーっで改修・復興キタコレってか…「江戸時代以前からも千利休がたびたび茶会を開くなどたいへん賑わい繁栄しました」そで、しかも「来客の8割は大阪商人です」というから、ドンダケェー(死語?)江戸以降の歴史については本書をドゾ。

 一方、「南紀の白浜温泉は歴史のある温泉で、大浦、古賀浦、綱不知、白浜、東白浜、新白浜の7ヵ所からなる温泉郷です」とな…ちなみに「白浜周辺には火山はありません。しかし非常に高温の源泉が多いという特徴があります」そな…こちらの詳細は本書をドゾ。

 後は別府温泉の場合、「明治時代に別府港が完成し、大阪との航路も開通し、温泉都市へと発展していきました」で、大阪からも湯治客キタコレになったのだろか?アリス?

 も一つ、道後温泉のとこでは「596年、聖徳太子が来湯してします」って、ホンマでっかぁーっ?

 面白いのは東京のど真ん中、大手町にも「大手町温泉」があるんですよ、奥さん(誰?)「源泉は地下1500メートルから湧出し、主成分が食塩のナトリウム-塩化物強塩泉」なんだとか…「保温効果が高く、冷え性や疲労回復に効果がある」そで、もしかして片桐さん御用達だろか?

 他にはスウェーデン館つながりで、「温泉生物のうち植物に関してはスウェーデンの藻類学者が1827年にチェコのカールスバートの温泉で藻類のコンフェルバを発見しました」そな…温泉にも生き物いるんですってか(笑)

 それとラフレシアの八重山諸島キタコレで「竹富島の東部地域における水深20メートル付近には「竹富島海底温泉」」があるそで、「海底温泉の周辺には、光合成生物である枝状のサンゴや海草や魚類などが分布」してるそで、「熱水噴出孔には熱水に含まれる硫黄化合物をエネルギーとして利用する光合成細菌、硫黄やメタンを利用して生きる化学合成微生物などが生息し、生態系をつくっています」とな…

 他にアリス的というと法学部卒って事で、温泉法かなぁ?ちなみに1948年に制定されて温泉法によると温泉の定義は「地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)で、温度または物質を有するもの」なんだとか…しかも、「温泉温度が25℃以上であるか、「リチウムイオン」「水素イオン」「フッ素イオン」「重炭酸ソーダ」などの18の特定の成分とそれらの総量の中でうち1つ以上規定値をに達しているものを温泉としています」とな…

 その温泉法は、「温泉を保護し、温泉の採取等に伴い発生する可燃性天然ガスによる災害を防止し、及びその利用の適正を図り、公共の福祉の増進に寄与することをもって目的とする」なんですよ、奥さん(誰?)

 蛇足ですけど、「海水は温泉ではありません」でして「温泉方では温泉は「地中から湧出」という前提があります」って、そーだったのか?海ぃーっ(笑)

 さて、本書では温泉についていろんな事が掲載されているのですが、世界の温泉についてのとこどよで(笑)そこを重点的にチョイスするとして、まずは紀元前500年頃からギリシャでは「硫黄泉に入浴したといわれています」のだそな…そして古代ローマ時代は「温泉を好み、ヨーロッパの各地の自然の熱水泉(温泉)のある場所に「ローマ風呂」をつくり楽しんだ」模様…その遺跡は今もあるよと(笑)

 ちなみに温泉の温度は世界各地で基準が違うよーで、「欧州では20℃以上」ただし「フランスでは30℃以上」、「アメリカでは21.5℃」以上で、「台湾や韓国では30℃以上」と決まっているそな…

 太平洋沿岸はぐるりと皆温泉があるよーな悪寒ってか(笑)ちなみに「台湾の天然温泉のラジウム泉」は火山性ではないそで「台湾の北投温泉は、硫黄の成分も含みますが、天然のラジウム泉として知られています」そな…

 又、「台湾の台東市からフェリーで1時間の距離にある離島で、ダイビングスポット緑島にある「朝日温泉」」は「世界的にも珍しい海底温泉で湯温は高温から低温と揃っており平均50℃で、PH値は7.5、透明の硫黄塩泉」なんだそな…

 中国では、「広州市の従北温泉は多種の成分を含むソーダ温泉」だし、「陜西省の古都西安市にある華清宮は、楊貴妃が湯浴みしたことで知られています」そな…

 ちなみに中国では「温泉は病気治療の力が備わった神秘的なところとされています」とな…何か中国だと、温泉も漢方ってイメージだけど?

 マレーシアでは「キナバル自然公園の温泉はポーリン温泉です」って、そーだったのか?大龍?

 印では「北部、ヒマラヤの奥地の山の中、パールヴァティー渓谷の海抜1700メートルにマニカラン温泉が」あるそで「カシミールのそば」なんだとか…「深い谷沿でシーク教徒に人気の巡礼地でインドの温泉の聖地」だそな…「43℃の透明無臭単純泉」でござるってか…

 ちなみに「湧出する湯量が多く河原から水蒸気が上がり、川の両端がホテル温泉街で街の真ん中に温泉が湧出」してるそで、「プールのような広さの湯舟、露天風呂、女性用の湯船などたくさん」あるそで、大湯治場って事なんだろか?印的に?

 それにしても「インドでは、釈迦が入浴したと伝えられる温泉が現存して、インドの温泉は沐浴して心身を清める場所とされています」ってホンマでっかぁーっ?

 それからモンゴルにも温泉あるよで、ツァガンスム温泉では「草原のなかに関節などに効くミネラルの多い湯治の温泉」があるそな…

 他のとこだと「地中海の北部イタリアから東に連なる火山帯は地中海火山帯」だそで、「ストロンボリとかブルカノという世界的に有名な火山があり、温泉が多数分布して」るとな…

 伊の「グロッタ・ジェスティ・テルメは蒸気浴洞窟温泉です。アパノ・モンテグロット・テルメは87℃の高温温泉、ポセイドン・テルメの温泉島イスキアは様々な温泉プールがあり食塩泉でリューマチ・関節炎に効きます」とな…

 欧州だと後は、「マントルが溶岩になって湧き出てくるアイスランドの巨大なブルーラグーン」もあるよと(笑)そのブルーラグーンは「周囲を一周するだけで10分以上はかかる広さの世界最大の露天風呂」だそで「面積は5000平方メートル」「地熱エネルギーを利用して人工的に造られたもの」なんだそな…「湯は青白く濁る温泉水」で「40℃ほどで高い皮膚病治療の効果があります」そで、「泥の「シリカ」には美容効果があるとされています」とな…しかも、アイスランドですから、「運がよければ温泉に浸かりながらオーロラが見られます」って、ホンマでっかぁーっ?

 そんなアイスランドは「いたるところで地下水を温泉にしており、国中温泉がたくさん湧出している"温泉大国"です」しおすし…

 他にも「イギリスの世界遺産バース(風呂=バスの語源)、スイスアルプス」「ハンガリー最大の温泉湖のヘーヴィース」などの火山性温泉じゃない温泉もあるよと…

 ちなみに「英国のバースは別府市と姉妹都市」だそで「湧出温度45℃」で「英国の温泉観光地」とな…

 独の「バーデンバーデンは欧州有数の温泉保養都市」だそで、何かゲーテを思い出してしまったが(笑)

 仏の「エクスレバンも温泉保養地として国際的に有名です」とか…

 又、「ハンガリーは温泉王国です」だそで、「歴史は古く2000年以上で国内の源泉数は80を」超えるとか…「自然の湖ヘーヴィーズ温泉湖をはじめブダペストのセーチェーニ温泉では湯に漬かりながらチェスを楽しんでいます」とな…

 「ハンガリーのヘーヴィーズ億戦は湖全体が温泉です。ほぼ円形で周囲は森に囲まれています。面積は4万7000平方メートルで、東京ドームの全体の建築面積4万6755平方メートルとほぼ同じです」そで、「湖から大量の湯が湧き出し」「水温は26℃~35℃で生ぬるく、アルカリ性の温泉で炭化水素・硫黄を含みます」そな…

 しかも、こちら「季節によっては水連の花が咲きます」って、もしや水連のお花と一緒に漬かるのか?「温泉はバラトン湖(ハンガリー西部にある湖。中央ヨーロッパ最大の湖)に流れていき、28~30時間で完全に入れ替わるそうです」ってホンマでっかぁーっ?

 そして「トルコのヒエラポリス・バムッカレの世界遺産になっている石灰華段丘の温泉」も火山性じゃない温泉キタコレってか(笑)

 「イスラエル北部のガラリヤ湖と中央部の死海を結ぶ南北のシリア・東アフリカ断層沿いに温泉」があるとな…聖書に出てた湖じゃねですけど、その「湖畔の中心の町ティベリアの南部に「ティベリア温泉」」キタコレで「地下2000メートルから60℃の温泉が湧出しています。高濃度塩化物泉でリウマチ、腰痛に」効くそな…しかも「2000年前にイスラエル地域を統治していた古代ローマ人の保養地だったイスラエル最古の温泉地」なんだそな…

 また、「ガラリヤ湖の南東に位置する「ハマト・ガデル温泉」」だそで、「白く濁り水温は42℃ほどて硫黄の香りが漂う緑色の温泉」そで、温泉保養地だよと…

 死海の方はとゆーと、その「ほとりには「エン・ゲジ温泉」キタコレで、「温泉センター」もあるよで、「年間40万人」来訪するとな…「地下24メートルから毎分数立方メートルを湧出する硫黄泉で、関節炎、皮膚疾患に効く」らすぃ…

 又、アフリカでは、「エチオピアからウガンダ、タンザニアに至るアフリカを南北に縦断する大地溝帯にも温泉が分布」してるそな…

 そして「南極のデセプション島には火山活動の影響で温泉が海底から湧き出るところ」あるらすぃ…

 でもって、こちら「世界最南端の温泉」という事になるそな…「南極半島の先から170キロメートル」にあって、火山ですけん「氷河はありません」来たぁーっ(笑)「火山の噴火後にできたカルデラで、海底から湧き出る火山からの温泉で、高温の熱水泉で、海水から湯気が出ています」とな…ちなみにここって「ペンギンの繁殖地」でもあるらすぃ…

 ちなみに米のイエローストーンは「四国ほどの広さの国立公園で3000の源泉」があるそな、しかも湧出量は世界一なんですけど、「その多くには入浴施設がありません」ですしおすし…米にとって温泉って、でもそんなの関係ねぇー(死語?)らすぃ…

 そんな訳で「米国の温泉は欧州に比較し多くありません」し、「温泉入浴の習慣も少ないといえます」なんですね、分かります(笑)ちなみに「カリフォルニアのシカモア・ミネラル・スプリングス温泉は石油を掘削していたら、温泉が湧き出した含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉-硫化水素温泉で47℃の泉温です」とな…

 又、「ハワイ島のアハラヌイ・パークは海辺にある自然公園で入り江が温泉」になってるそな…「アーカンソー州中央部のホットスプリングスの温泉は62℃」って、そーだったのか?ヒ〇リー?

 後、旧ソ、旧共産圏にも温泉あり〼で、コーカサス三国(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)キタコレで、ジョージアの「首都トビリシの中心部近くの旧市街の中心の「アバノス通り」にはハマムと呼ばれる温泉」があるそで「煉瓦造りのドームが半地下になっていて、地上にはドームが突き出ており、ドームがいくつも集まり異国の景観」をつくっているとな…「温泉は源泉かけ流しの天然硫黄泉」「浴室はタイル張りで、浴場は石造で硫黄の匂いが漂います」そな、しかも「ドームの天井は円形の窓で、穴が開き空を眺められるので、多少露天風呂の気分も味わえます」し「温度も42℃くらい」とゆー事でいい湯加減らすぃ…

 そしてこのトビリシ温泉は、露の文豪達の憧れの温泉だったらすぃ…「文豪トルストイは、温泉旅行に憧れていました」し、「詩人のプーシキンも同様です」し、「チャイコフスキーは温泉療養」にキタコレってか(笑)

 又、「コーカサスのアゼルバイジャン共和国に石油温泉、石油療養院があります」そで「首都のバクーの西北、第二の都市ガンジャの近く、ナフタラン」にあるらすぃ…「原油温泉で石油に使ってお風呂」とな…「石油には硫黄が豊富に含まれており関節炎、神経痛や皮膚病、リウマチなどの他、100以上の疾患に効く」ってホンマでっかぁーっ?ちなみに「女性の美肌にもいい」と言われているそな…

 まぁ石油ですから「真っ黒ですが"黄金の風呂"と呼ばれています」そで、「40℃の原油の風呂に10分間漬かりますが、原油に発がん性物質が含まれているため10分が限界です」って、ホンマでっかぁーっ?

 豆知識的には、効能について、「体に有益な効能は、適応症といい、悪影響を及ぼす効能は禁忌症といっています」って、適応症は知っていても禁忌症は知りませんでした…まぁ何事も薬になるものは毒にもなるとゆー事か…

 後、これも現実なのよねで、温泉大国って事は地震大国でもあるんじゃね?でして、かの東北大震災の時も温泉の温度や湯量が増減した温泉地もあったようです…地震があると温度の上下ありもあると思いますで、湯量の激減、枯れて出なくなって温泉宿廃業とかもある事なんだとか…なるほろ温泉、地面の中でつながっているんだなぁと…

 さて、これからの温泉を考える上で、資源としての温泉、エネルギー源としての温泉とくれば、地熱発電、「温泉バイナリー発電」を視野に入れないとあかんと思いますじゃね?

 これはもー総論賛成、各論反対の最たるものなんだろなぁ…「地熱発電の開発によって温泉の枯渇や温泉の温度の低下、湯量の減少、景観を損なうおそれがあるなどの懸念から、周辺の温泉地からの地熱開発への反対があります」ですしおすし…「草津温泉の近く(源泉から数キロメートルの離れたところ)において、2008年に地熱発電が計画されました。しかし、温泉への影響が出る可能性があるため、草津町、草津温泉も反対しています」ですしおすし…

 他にもたくさんたくさん本当たくさん解説いぱーいエピいぱーいですので、興味のある方は本書をドソドゾ。

 目次参照  目次 理系

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