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2018年7月14日 (土)

人生全て気晴らしと自慢(笑)

「悪知恵」の逆襲  鹿島茂  清流出版

 サブタイトルは、毒か?薬か?ラ・フォンテーヌの寓話なんですが、何とゆーか文句があるならベルサイユへいらっさいのお国の人だものなんでしょかねぇ?というのもラ・フォンテーヌは、魑魅魍魎が跋扈する「ルイ十四世の宮廷でサバイバルした人」だそで、「強力なコネも財力もない人間が人間関係の修羅場で、いかにして生き残るかという問題を深く考えたモラリスト(人性観察家)の一人」なんだそな…まぁ昔からどこの国も宮廷とは陰謀渦巻く世界と相場が決まっているからなぁ…そゆ訳で「四方から押し寄せてくる「悪」に対抗し、これを返り撃ちにするには「悪知恵」しかないという結論」キタコレで、「その教訓の寓話」集って事になるとな…で、それの解説書がコレになるのだろか?うーん(笑)

 まぁ島国だもので、日本人って性善説の国だものに浸っているから、悪慣れしていないんですよ、奥さん(誰?)でも、21世紀の今でしょ(死語?)では「海外に進出して、利益の国内還流を図るほかない」じゃまいかで、それは「世界各国の逞しい「悪」の力と闘い抜」かなきゃならない事必至ですしおすしで、君は生き残る事ができるのかの必携の書って事になるかもってか?

 アリス的には、ラ・フォンテーヌどよ?うーん…辛口というより、毒舌って感じだかなぁ?仏の正義は半端ないですしおすし…

 こちらは准教授的になるのか、「ラ・フォンテーヌの「寓話」におけるネコは概して狡賢い動物として使われている」の件でしょか?ちなみに仏では狡賢いって「むしろ誉め言葉である場合が少なくない」って、さすが仏の正義ってか(笑)「フランスでは、騙す奴より騙される奴のほうが悪いという大原則」があるそで、「「最高に狡賢い奴」が「最終的に一番偉い」という結論」になるって、ドンダケェー(死語?)

 そんな訳で、ラ・フォンテーヌの寓話にも猫が出てくるエピたくさんありまっせって事らすぃが、その中でも「サルとネコ」のエピから、それぞれの名前、ベルトランとラトンとなるのですが、これが仏語の中では確固たる地位を得ている模様…ちなみにベルトランなら「間抜けな悪党を巧みに使って儲けを独り占めするよりクレバーな悪党」の意で、ラトンとは「悪事において損な役回りをさせられる代名詞」になっているそな…ちなみに、外交とは常にのこのベルトランとラトンの駆け引きにすぎないそで(笑)まぁ会見で騙されたんだぁーと叫んでいるよーな外務大臣を持つよーな国では、皆まで言うなか(笑)

 蛇足ですけど、この「サルとネコ」の寓話のとこで、ラ・フォンテーヌは時の政権批判をガチでしているのですが、「ルイ十四世は寛大にも「寓話」の出版を差し止めることはなかった」し、ヴェルサイユ宮殿造営時に「宮殿の一画をラ・フォンテーヌの「寓話」に捧げている」って、ルイ十四世太っ腹ぁーっ(笑)よく考えなくても今時のどこの政治家よりも人としての器はでかかったのかも(笑)

 も一つ准教授的には、「学生・院生のときに最高に優秀で、母校の教員に採用された人が、その後も順調に実績を重ね偉大な研究者になったというケースはむしろ例外に属する」って、ホンマでっかぁーっ?准教授って英都大始まって以来の俊英で、最年少准教授のはずなんだが(笑)

 更に今でしょ(死語?)では、オーバードクター問題キタコレらすぃ…院を卒業して、修士号、博士号をとっても就職先が右肩下がりで減っている今ありまーんってか…しかも、本書によると「学問のある貧乏人こそ社会の混乱要因である」って、革命の火の手ってそゆとこから上がるのか…ちなみに「金がものを言わなくなった状況では、学問のある貧乏人に人気が集まる」って、金と学問(教養?)って物凄い関係性だなぁ(笑)

 後、人材流出も止まらないで、野球のメジャーのよーに一番優秀な人は海外に流出しますよっての詳細も本書をドゾ。かくて「日本のアカデミズムという「マイナー・リーグ」」は「二流の人材だけになるだろう」とな…まぁ学者にとっては研究環境と報酬がいい方がいいに決まっているからなぁ(笑)

 朱色的には、「星占い」の項かなぁ?ちなみに人が「予言や占いを聞きたがるのも、未来にはバラ色の人生が待っていると信じたい人間の幸福追求願望から」なんだそな…ちなみに「凶兆の予兆が許されるのは」「神だけである」そで…人は皆、自分に都合の良い話がお好きって事か(笑)

 他にアリス的なとこでは作家で被るか?で、「ホメーロスなどの詩人たちも、自分の創造した神々の憎しみと怒りを恐れた」とか、彫刻家の心理は、「自ら刻んだユピテル像のあまりの迫真ぶりに恐怖して震えだした」もあると思いますなのか?アマノン画伯?

 も一つ、作家的なとこで新人とベストセラーの関係性で、「新人がベストセラーを放ったとする。出版社はいっせいにこの新人作家に飛びつき、似たような本を書かせようとするが、たいていは失敗する」って、そーだったのか?片桐さん?なるほろ、ベストセラーとは流行なのか?でもって「流行には作者(オーサー)は存在しない」って(笑)

 後、コミュニケーション能力とは人の知らないお話をする事なのか…でもって、その能力が高い、面白おかしく巧みな話力を持つ人に「人気と尊敬」キタコレになるとな…で、これが「叙事詩人」の誕生になるそな…でもって「近代になると、この叙事詩人から小説家が生まれてくることになる」って、そーだったのか?アリス(笑)

 ちなみに話術はないが、人の注目集めたいとなれば、人は何をするか?で「知られざる事実の暴露」を語れば、人は耳を貸してくれるじゃまいか?で、秘密なんて絶対に守られる訳がないに至るらすぃ…だから人間心理的には、拡散希望より、他言無用秘密厳守の方がずっと噂は広まっていくものって…

 まぁ所謂一つの教訓集ですしおすしで、初っ端が「ペストにかかった動物たち」の巻なんですが、寓話の詳細は本書をドゾですが、組織における立ち位置について考えるキタコレかなぁ?世の中何事も組織といえばピラミッド構造ですしおすしで、これは「制度的・原理的にトップを「戦場死」から守るようにできているということ」じゃまいか?

 ちなみにラ・フォンテーヌ的には「あなたが偉い人間か、それとも惨めな人間か、そこのところをよーく考えてから行動しよう。あなたの偉さに応じて、白か黒か、判決が下るのだから」の件は、何か先の代表を思い出してしまったりして…もしかして何でも言ってくれという対話姿勢って、仏流建て前と本音って奴だったのだろか?と?監督と選手がどっちが上かよーくわかってんだよね?ってか?もしだとすると、監督に物申すは技術委員なんかじゃなくて、地位の高い会長辺りがガンガン言わないと意味なかったんじゃないかと邪推してしまうんですが、どよ(笑)

 まぁ何事も、同じ言葉でも、誰が言うかで受け取り方が全然違いますよってお話だよねって事らすぃ…学生ならば、授業で分からない事を学校の先生に聞くのではなくて、塾の先生にしなされって事だろか?授業で分からない事があったらいつでも先生に聞きに来なさいなんてゆー建て前をマジ受け取ると、成績表やら内申書やらでナッ〇リターン来るかもですしおすし(笑)

 まるめると、ピラミッド組織って奴はトップが「辞意を表明しても、かならず留意してくれる人間は現れるが、末端では「どうぞ」と言われるだけ」で、しかも「他の人の罪も被せられる」って事らすぃ…リストラでいつも不思議なのは、経営不振って経営陣の責任じゃねで、リストラするなら役員達の方だと思うんだが、何故かいつも企業で一番下の立場の人達だもんなぁ(笑)なるほろ、これがラ・フォンテーヌの言う白と黒か(笑)まぁトップになったら、何が起きても、想定外だから責任ありませーんってバックレばいいだけだし(笑)

 まぁこれは「運命にたいする人間の妄想と不正」という寓話でも言える事かもで、こちらの詳細も本書をドゾですが、「人間というものは幸運は全部、自分の手腕や才能や頭のよさの賜物だと信じる」生き物であるですしおすしで、「自分の判断ミスや努力不足のため何か失敗すると、全部、運命を司る女神のせいにする」んですよ、奥さん(誰?)しかも、「悪いことが起こると、それをことごとく部下や目下の者せいにする人間」って、そーだったのか?秘書(笑)

 エピ的に一番今でしょ(死語?)のとこは二羽のオウムと王様と王子の件かなぁ?寓話の詳細は本書をドゾですが、「復讐は王者の好むところ」でお察しくださいだろか…「憎しみの連鎖というのは、寛容論が説くほど簡単には断ち切れないものであり」「遠く離れていることで、憎しみが消えないまでも薄らぐのを待つしか方法はない」の件じゃね?この恐ろしい真理は、「逆説的な証明が、中国や韓国で盛んに行われている「反日教育」である」ですしおすし…

 どゆ事とゆーと「中国や韓国の施政者は、戦後、海を隔てた日本列島という「離れた」ところに日本人がひきこもったことに危機感を持った」そな、その心は「離れていることは憎しみを和らげる妙薬となりうると知っていたから」だそで、「そこで、教育という、全国民を洗脳するための唯一の方法にすがつて、「国民よ、日本への憎しみを忘れるな」を合言葉にしたのだ」そな…何事も外に敵がいれば、内は一つにまとまるってか(笑)

 かくて「寛容論というのは、人間の本質が疑心暗鬼と恐怖と復讐心にある以上、説くは易く、行うは難し」そのものって事らすぃ…ある意味、何事もご破算に願いましてはの水に流す癖のある日本人の傾向って世界標準からしたら相当にアレなのか(笑)

 又、恐怖の先制攻撃理論の件では、「原爆とか自己防衛本能を持つ人工知能といった「究極兵器」を発明した人間は、かならず、自分が保持・使用しなくても、だれかほかの人間がおなじことをするに違いないと考え、それならいっそ自分が先に保持・使用したほうがいいと「究極兵器」の保持・使用に踏み切る」んじゃねの件かなぁ(笑)かくて米が原爆使用に踏み切ったのは、日本じゃなくて、ソ連に対しての恣意行為、恐怖心のなせる業じゃねって事らすぃ…

 でまぁ、これもそんなつながりなのか?銃社会とは何か?でしょかねぇ?「アメリカでは、金満家は、お金と命が心配で夜も眠れない。そのために銃を買い集め、それでも眠れないので靴直し(貧乏人)の中から屈強な男をガードマンとして雇い銃を与えている」になるそな…ところが「銃を与えれらてガードマンとなった靴直しの一部は、金満家を「守る」ためではなく、彼らから「金を奪う」ために銃を使う強盗に変身する」とな…そすると「金満家は自分の雇ったガードマンから身を守るため、別のガードマンを新たに雇い入れ」以下同文の無限ループに陥るという事らすぃ(笑)まぁドンドン銃は増えていくから「金満家と靴直しの間での銃の所持合戦」ファイってか(笑)

 「金満家の本音は、銃を所持する権利を保証した合衆国憲法修正条項を改正して、銃は金満家およびガードマンだけが所持し、靴直しには与えないようにしたいところだが、それを口外したのでは差別主義者にされてしまうから、いたしかたなしに靴直しにも銃の所持を認めているというのが実情だ」って…かくて「銃社会とは「格差が広がったときに「持てる者」の安眠を保証するために誕生したものなのである」って、儲けちゃいけないんですかぁーっの行き着く先ってそんなとこなのか?そーなのか(笑)

 他には、政治とは何か?かなぁ?「政治家が論理的に理路整然と政策を説くのは正しい。しかし、正しいが、それでは民衆はだれも耳を傾けてくれない」って、マジか(笑)つまるところ「民衆が傾聴しようとせず、投票もしてくれない政策は無に等しく、なんの効果ももたらさない」になってしまうとは…

 まず政治家の言葉が民衆に届く事、これ一番大事ぃーって事になるらすぃ…では、話を聞いてもらえる政治家になるには何が必須アイテムかとゆーと、寓話、物語を語れる事とゆー事になるそな…で、米では「政治家と「物語」のつくり手(つまりスピーチ・ライター)を分けることにした」のたそな…分業制万歳ってか(笑)

 それと「太守と商人」の項も詳細は本書をドゾですが、「小さな国々はこれから学ばなければならない。すべてを考慮してみるならば、強大な一人の帝王に頼るほうが、微力な複数の君主の支援を受けるよりましだということを」とラ・フォンテーヌは教訓を語っている訳で、お察しくださいってか…

 まぁ何にしても、「国家の運営に関わる為政者、国王、大臣たち」はみな、「あまたの忌まわしい事件に忙殺さりた結果、不幸に打ち砕かれるか、あるいは逆に幸福に毒されてしまっている」は名言じゃあるまいか(笑)おてめぇの足下も自覚できない人間が他を知れるか言えば、皆まで言うなか…何とゆーか、全ては藪の中ってか(笑)

 豆知識的には、応援とは外国語に訳せない単語って、ホンマでっかぁーっ?応援の詳細については本書をドゾですけど、この一文は見逃せないってかで、「応援するファンというのは程度の差はあれ、「精神的な願望を物質的に実現する可能性を信じる」呪術的人間なのである」って、そーだったのか?サポーター?

 他にもたくさんたくさん本当にたくさん寓話いぱーい、エピいぱーいですので興味のある人は本書をドゾ。最後に本書で一番ハーヘーホーと思わされたとこをよその国で上手くいっているからといっても「改革は悪いほうに転ぶのが常なのだから、こうしたことに慎重にというのが真の保守主義ではないだろうか?」の件かなぁ?自由競争や市場原理、規制緩和にリストラ、いいことづくめでっしゃろってか(笑)

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