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2018年9月29日 (土)

アーティファクト(笑)

動的平衡3  福岡伸一  木楽舎

 サブタイトルは、チャンスは準備された心にのみ降り立つなんですが、所謂一つの科学エッセイ本だろか?著者の一連の著作は科学心のすゝめみたいなノリかなぁと思ふ(笑)今は何でもショートカットの時代というか、正義じゃねの中で、プロセスを大切にせよと語る著者パネェでござるだと思うが如何なものか(笑)「何かを説明するとき、学者先生の陥りやすいミスが「とはもの」で説明してしまうことだろう」と言い切る著者半端ないと(笑)

 まぁ最近は教育も商売商売で、効率化でよろしおすの世界が席巻してますけど、元々教育なんて「きわめて歩溜まりが悪い」のが相場で「教育に効率や成果を求めてはいけない」んじゃねって事らすぃ…結局、教育の場が答えのある事に対する対処法に終始する羽目になってんもんなぁ(笑)ワンダーはどこへ行ったってか(笑)

 で、四の五と言わず、まずは読めの世界かなぁ?著者の世界観は読んでみて共感できるか?否か?それが問題だ(笑)に尽きるよーな気がするし(笑)

 生物学を巡って色々興味深いエピ満載なんですが、例えば細胞の分化、「ゲノムDNAの情報のうち、どれとどれを使うか」の情報のスイッチのオンオフじゃねって事らすぃとか、記憶はそれ自体「実は更新されていることが明らかになってきている」とか、「DNAの働き方を調節する情報が隠れた形でDNAに書き込まれている」エピジュネティクスとか、DNAの注意書きメチレーションとか、オートファジーとか、免疫システムの最大の敵はストレスとか、がん細胞の正常化とかetc.興味深いお話いぱーいでございます…

 でもって、総じて科学とは、「医学のしもべでもなく、産業にシーズを提供することが義務でもない」と言い切っている著者パネェでしょかねぇ?最近は何でも、応用が問われますけど、基礎を忘れたらあかんぜよってか(笑)センス・オブ・ワンダー来たれ、「生きているとはいかなる(how)ことか」それが問題だってか(笑)失われつつある科学マインドを求めてかもなぁ(笑)

 アリス的には、因幡さんでメディアキタコレで、STAP細胞騒動の件かなぁ?「問われるべきは著者の責任だけではない。多くのメディアは、当初、ネイチャー・理研・ハーバードといったオーラを与信として、若き理系女子の偉業を翼賛・称揚する一方、疑義が出てくると一転、手のひらを返した」の件は、メディアの正義って一体(笑)メディアには「研究内容に対して冷静に解読する自律性がなかった」事も露呈したとゆー事らすぃ(笑)又、「最高権威だったはずの「ネイチャー」の審査が機能せず、草の根的なネット上の集合知が機能した」点も重ねてどよ?かなぁ(笑)

 こちらは准教授的になるのか?で、研究論文の件…「「公表」は、正式には学術論文がしかるべき専門誌上に掲載されることによる」そで、他にも「学会での口頭発表」「記者会見」「インターネット上に公開」もあると思いますになったらすぃ…

 ちなみに「科学的発見を「公表」することは、その知見を社会全体の共有財産とする」という「意義がある」のだそな…これに至るエピで、アントニ・ファン・レーウェンフックとニコラス・ハルトソーケルの詳細は本書をドゾ。前者がアマチュア科学者で後者がプロの科学者なんだが、何とゆーかプロの汚さを見たの世界か(笑)良心の呵責なんて、でもそんなの関係ねぇー(死語?)なんだろなぁ…

 こちらも准教授的になるのだろなの「グールドのピアノがゆっくりと演奏するバッハのゴルトベルク変奏曲を聴いていた」の件かなぁ?それにしてもグールドのゴルトベルクって早いイメージでいたけど実はゆっくりだったのか?うーん?

 後は作家的に、ノーベル文学賞受賞者のシンクレア・ルイスの「ドクター アロースミス」の件かなぁ?「「ドクター アロースミス」は、ピュリツァー賞に選出されるが、なぜかシンクレアはその受賞を辞退する」の件も意味深か?ノーベル賞は受けて、ピュリツァー賞は辞退する…米の文学界も色々あらーなって事だろか?

 豆知識的には、ヴェネツィアのカンポと呼ばれる広場、その中央には「必ず装飾のついた石造りの構造物」のポッツォがあるとな…これは「唯一の真水である雨水を集める仕組み」なんだそな…水の都ヴェネツィア、井戸も海水キタコレでは雨水を使うしかなかったのか…しかもちゃんと濾過装置も完備させておりますよってにだったらすぃ、構造の詳細は本書をドゾ。

 お水の豆でこちらも、水道水の塩素濃度のとこ、日本では塩素の最低残存値はあるけど上限は決めてないそだが「主要な諸外国では上限がある」そで、独0.05、仏0.1、米0.5ppmなんだそな…そゆ観点からすると「日本の水道水はかなり高濃度の、おそらく〇・五から一・〇ピーピーエムレベルの塩素」が入っているとな…安全って何だっけ?何だっけ(笑)

 ちなみにNYの水道水(たっふウォーター)は「おいしいことで有名だ」ってホンマでっかぁーっ?それは近くの河川からじゃなくて「州北部の清浄な水源地から直接引いてきているからだ」って、そーだったのか?NY?そんな訳で、NYでは「「水道水を飲もう」というロハス運動」キタコレに至っているらすぃ…ペットボトルも石油だもんなぁ…環境負荷的にどよ?とゆー事らすぃ…詳細は本書をドゾ。

 生物学的な豆としては、細胞とは「水をたっぷり含んだやわらかい袋だ。直径は数十マイクロメートルぐらい」のとこかなぁ?顕微鏡で見る分には厚すぎるからそぎ切りにしないと見れないとか(笑)表現だけ聞くと調理法みたいなノリだよなぁ(笑)

 後は、「先進国では帝王切開によって生まれる赤ちゃんの比率がどんどん増加」してるそで、米では「三人に一人」なんだそな…正常分娩と帝王切開の新生児の腸内細菌についての件の詳細は本書をドゾ。

 面白エピのとこでは、サッカーエピが出ているとこだろか?岡田武史監督との対談の件で、動的平衡について出てきたよと、そして「これは組織論としても応用可能だ。各選手が、自律分散的に可変性・相補性をもって状況に対応できれば最強のサッカーが実現される」とな…そーだったのか?岡ちゃん?次期代表の自分達のサッカーはこれなんでしょかねぇ(笑)

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。著者の世界観は今日も炸裂している感じでしょか(笑)最後に一つ本書で一番なるほろと思わされたとこは「絶え間なく動き続けている現象を見極めること、それは私たちが最も苦手とするものである」そで、それ故に「人間はいつも時間を止めようとする。止めてから世界を腑分けしようとする」って、なるほろ、時間よ止まれ、お前は美しいってか(笑)

 目次参照  目次 生物

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