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2018年9月 2日 (日)

八つのPっ(キバッ)

生き残る判断生き残れない行動  アマンダ・リプリー  光文社

 サブタイトルは、大災害・テロの生存者たちの証言で判明なんですが、所謂一つのあなたなぁら、どぉーするぅぅぅぅ?の世界が展開しているよな?咄嗟の一言じゃないですけど、咄嗟の判断、咄嗟の行動、古今東西のあねさん事件ですが並んで、その時、当事者はどーしたか?を追う旅にでるぅーでしょか?そんな 災害にあった人の経路は、「第一段階」の「否認」、「第二段階」の「思考」、そして「第三段階」の「行動」となるらすぃ…

 まぁご本人の弁もありますし、心理学から、脳科学から、軍事からetc.専門家のご指摘もありまんねんでして、多角的視点に立って、出来事を見たらそこから見えてしまいますたとゆー事じゃなかろーか? 

 そゆ事で、世界にはその手の事件が山のよーにあるんだなぁと…本書には、1917年12月6日の貨物船モンブラン号爆発によるハリファックス市壊滅事故とか、1993年2月26日NY世界貿易センタービルテロ事件とか、1965年9月9日ハリケーン「ベッツィ」ニューオリンズ上陸、2005年8月ハリケーン「カトリーナ」ニューオリンズ上陸、1980年2月27日ドミニカ共和国大使館(駐コロンビア)占拠事件、2005年7月7日ロンドン地下鉄爆破テロ、2004年9月2日イケア(サウジアラビア)開店での殺到事故(四か月後に英でも同様の事故)、2007年4月16日ヴァージニア工科大学銃乱射事件、1994年9月28日フェリー「エストニア」号沈没事故、1977年3月27日テネリフェ北空港(カナリア諸島)航空機衝突事故、1982年1月13日ポトマック川航空機墜落事故etc.

 他にも一九九〇年聖地メッカへの大巡礼ハッジにて「歩行者用のトンネルに群衆が殺到して、数分のうちに千四百二十六人が死亡」、「四年後には、またもや群衆が殺到して二百七十人以上の巡礼者が亡くなった」「一九九八年には、少なくとも百十一人の死者」「二〇〇一年には、少なくとも三十五人の巡礼者が圧死」「二〇〇四年の死者の数は二百五十一人」「二〇〇六年には、群衆は三百四十六人の命を奪っている」が起きていたとな…

 そして、2001年9月11日、NY世界貿易センタービルテロ事件…

 さて、「"disaster(災害)"という語は、ラテン語の"dis(away)"と"astrum(stars)"に由来し、「星回りが悪い(illstated)」と翻訳することができる」ってホンマでっかぁーっ?まぁある意味言いえて妙なのか?何と言っても、「今日、災害は神と政府が引き起こしたものだと考えがちである」ですしおすしって、ここに神が出てくるとこが如何にも米的だと思うのは気のせいか?人災の方は政府もあるけど財界も忘れないであげて下さい(笑)

 ちなみにパニックはギリシア神話からきているそな…神パンのいたずらからきているとは知らなんだ…詳細は本書をドゾですが、「実際には害のない物音に対して抱く恐怖心が、「パニック」という言葉で知られるようになったのだ」そで…

 そして著者の方程式によると、不安=制御不能+馴染みのなさ+想像できること+苦痛+破壊の規模+不公平さ、なんだとか(笑)

 でもって、「意思決定を研究しているほとんどの人々が、人間は理性的でないということに同意している」事じゃね?そして歴史はその時動いたなんですよ、奥さん(誰?)

 アリス的には、犯社的に、デーヴィッド・クリンガー(犯罪学者)のとこだろか?ちなみにこの方の調査によると「警察官による一般市民への発砲」で、「九十四バーセントの警察官が少なくとも一つの知覚の歪みを体験していた」になるそな…その知覚の歪みの事例の中で半数以上であったのが「時間の奇妙なスローダウン」「科学者は「タキサイキア」と名づけている」って、そーだったのか?森下さん?

 他にアリス的というと、ジム・シリーロだろか?「拳銃の名人」で、「警官や戦闘指導者の間では、伝説の人物」なお人ですしおすし…NY市警に在籍してますたとな…こちらの詳細は本書をドゾ。

 本書を拝読して、その手の組織がいぱーいあるんだなぁと…例えば、「世界貿易センター生存者ネットワーク」は「最初にできた最大の生存者支援団体」そで、米の「国立消防訓練学校」(メリーランド州)とか、テキサス農工大学・危険減少・復興センターとか、国際ハリケーン研究センター(マイアミ)とか、キング郡緊急時管理事務所(ワシントン州)とか、ペンフィールド・ハザード研究センター(ロンドン大学)のチームとか、マックス・プランク研究所(ベルリン)適応行動および認知センターとか、サウスカロライナ大学ハザード研究所とか、国立心的外傷ストレス障害センター人間行動研究所とか、ウィスコンシン大学運動心理学研究所とか…

 とはいえ、「ハリケーン「カトリーナ」後のニューオリンズでは、国土安全保障会議の取材からよりも市井の人たちから学んだことのほうが多かった」で、全ては見えてしまいますたのよーな気がするのは気のせいか(笑)本当にありがとうございました…

 登場する人物達も多種多様じゃね?で、一番に上げるのは、サミュエル・ヘンリー・プリンスだろか?「英国国教会の司祭にして学者」のプリンスはハリファックスの爆発事故の時に同市にいますたとゆーお人…こちらの詳細は本書をドゾですが、後に「コロンビア大学で博士論文を書くにあたって、彼はハリファックスでの爆発を分析した。一九二〇年に発表された「大災害と社会の変化」は、災害時における人間行動の最初の体系的な分析である」という事で、この手の第一人者キタコレだろか?彼のお言葉は含蓄深いもの多しで、こちらの詳細は本書をドゾ。それにしても「プリンスの死後、災害時の人間行動はあまり研究されなくなった」の件は、人っ奴はのサガなんでしょかねぇ…

 ついでに言うと、冷戦になると「ふたたびさかんに研究された」のに、「共産主義体制が崩壊した後には、再度沈滞した」そで、それが再び浮上したのは911キタコレらすぃ…何かもー喉元過ぎたら熱さ忘れるの典型のよーな気がするのは気のせい?

 次は加の「国立研究協議会のギレーヌ・プルーは、一九九三年と二〇〇一年の両年に、世界貿易センターでの行動を広範囲にわたって分析した数少ない研究者の一人だ」の件はちょっとおろろいた…米なら国をあげて研究しますたになっていると思ったら、違ったのけ?ちなみに災害時における人間の行動は、パニックではなくて「のろい反応」なんだとか、こちらの詳細も本書をドゾ。

 も一つ、避難勧告が出ても避難しない人々とはで、「彼らの信念である」(@マイケル・リンデル/テキサス農工大学「危険減少・復旧センター」所長)もあると思いますってか…

 有名人キタコレではナシーム・ニコラス・タレブでしょか?あの「ブラック・スワン」の作者ですよ、奥さん(誰?)

 それからデニス・ミレティはコロラド大で「ハリケーンや地震などの脅威の際に、人々にどのように警告したらいいかを三十年あまり研究」してきたお人なんだそな…退職後もそれなりに活動していらっさると…「二〇〇六年七月に、ボールダー市のコロラド大学で催された年に一度の災害サミットで、ミレティは「リスクに通じた行動」と題したパネルのところに姿を現した」とな…災害サミットそんな大会あったんですねぇ?

 その他いぱーい出てきますので、詳細は本書をドゾ。

 人間の行動・心理についての詳細は本書をドゾですけど、本書的に一番どよと思わされたのはハノック・イェルシャルミ(イスラエルの心理学者)のとこかなぁ?「彼は心的外傷を持つ多くの犠牲者を研究の対象としてきた」そで、「あらゆる防衛機能と同様に、離脱にも犠牲が伴う。一連の研究で、危機の間の離脱が極端であるほど、生き延びる人の回復は困難になるということが判明している」のだそな…

 ちなみに「極端な離脱は、脳の最後の防衛線のようで、性的児童虐待の犠牲者たちの間でとくによく見られる」って…

 又、回復力のとこでは、「回復力は貴重なスキルである」そで、「回復力がある人には、三つの潜在的な長所が備わっている傾向がある」そな、「人生で起こることに自らが影響を及ぼすことができるという信念」「人生に波乱が起きてもそこに意義深い目的を見いだす傾向」「いい経験からも嫌な経験からも学ぶことができるという確信」何かひたすら前向き以外の何物でもないよーな気がするのは気のせいか?

 よーするに「彼らが十二分にもってるいものの一つは、自信である」そで、自信は「極度の恐怖の破壊的な影響を和らげてくれる」のだそな…「ありえないほどの自信にあふれている人は、災害時に目を見張るほどうまくやっていく傾向があることがわかった」って、ホンマでっかぁーっ?心理学的には「自己向上者」、パンピー的には「傲慢」じゃねですけど、よーは自分ファースト来たぁーっで、「ある意味では、現実の生活より危機によりうまく適応できる人々なのかもしれない」って…

 又又、「IQの高い人のほうが心的外傷を受けた後もうまくやっていく傾向があるということだった」とな…

 とはいえ、本書は前向きに生きようじゃまいかがメインかなですので、人は進化していくものだと思いたい、ですよねぇーかなぁ?ちなみに「進化には二種類」あるそで、「遺伝的なものと文化的なもの」なんだそな…「どちらも人間の行動を方向づけるが、文化的な進化の速度のほうがずっと速くなっている」そで、後から身に着ける事ができるものがいぱーいあるよって事で、よーは学びましょうって事か…

 ありがちなネタになるのだろーかで、「最初の超高層ビルが一八八五年にシカゴに建てられて以来、こうした人間工学の記念碑的建造物は、人間が実際にどう行動するかということをあまり考慮せずに設計されてきた」の件かなぁ…超高層ビルでの緊急時って一体?

 ちなみに「一九九三年の爆破事件の前は、世界貿易センターの防火安全計画」では「それぞれのテナント会社が防火管理者の役割を努める有志者」を選択し、「有志者は、火災の際に何をすべきか知るための訓練を受けたとされている」そで…現実では「大多数は以前の警報や訓練において、一度も自分のフロアやビルから離れたことがなかった」ですしおすし…非常口って何だっけ?何だっけ?

 そして1993年以後、「港湾公社は改善のために1億ドル以上を費やした」そで、「世界貿易センターの複合建築は、車が接近しすぎるのを防ぐため四・五キロもの重さのプランターに取り巻かれたのだ」そな…イイハナシだなぁな改善の詳細については本書をドゾ。

 ちなみに安全対策の為に階段の幅を広くする案については、「その分だけオフィス・スペースとして貸せなくなり、大損する」というので却下になったそーですよ、奥さん(誰?)

 これもその手のソレかで、航空機内の案内、指示についての件で、「墜落事故の生存者たちがどうすべきかを伝えているというのに、なぜ航空会社はもっと適切な警告をしないのだろう」に、「航空会社はビジネスをしているからである」キタコレってか(笑)そゆ事で「墜落についてあまりにも生々しく話して顧客を怯えさせたくないと思っているのだ。抽象的で記憶に残らない言い方をしたほうがいいのである」し、更に航空会社の社員達は「ふつうの人々をあまり信頼していないのだ」で、もっと言えば「警察官もそうだが、航空会社の社員たちは一般市民をワンランク下に見ている」(@ダン・ジョンソン/数社の航空会社で三十年以上、さまざまな立場で仕事をしてきた心理学研究者)って、そーだったのか?船曳警部?

 それはともかく、「効果的な警報システムの基本的な構成要素は信頼である」そだが、誰しもご存知の通り、「現在、政府と市民双方の間に信頼関係などないに等しい」ですしおすし(笑)信頼関係?本当に必要なんですか?だったりして(笑)

 でもって、「世界の国々では、発展途上国においてさえも、役人が好むのはシンプルな方法よりも複雑な仕かけである」ですしおすし…なるほろ、一番じゃなきゃいけないんですか?だったりして(笑)

 他にも、「一般の人々はパニックに陥るものだという根深い思い込みは、隣人や政治家や警察官の側が犠牲者を信頼しない原因となる」の件かなぁ…でまぁ「国民を軽視する口実にパニックを利用した」とゆーのが時の施政者のパターンらすぃ(笑)

 ちなみに人がパニックになる場合は、エンリコ・L・クウェランテリ(シカゴ大学社会学専攻大学院生)によると「人は閉じ込められているかもしれない」と感じた場合、「まったくどうすることもできないと」感じた場合、「深い孤立感」を感じた場合じゃね?ってか?

 米的だなぁなとこでは、911以後、「合衆国政府は、国土安全保障という名目で州や都市に二百三十億ドル以上を交付している」そですが、「その交付金は、理にかなった方法で一般市民の力を借りて米国の安全を守ることにはほとんど使われていない」そな…

 又、米では「自動車事故で死亡する人の数」は「毎年四万人」だそで、「銃弾によって」の死亡者数は毎年「三万人」とな…ちなみに、米の死因ベスト3は、「1.心臓病、2.癌、3.脳卒中」なんだそな…

 そして911以後、「数ヵ月間に、攻撃以前の同じ時期に比べると、飛行機の乗客数は約十七パーセント減少した。一方、政府の概算によると、車の走行距離は約五パーセント増えた」のだそな…ところが2006年に「コーネル大学の三人の教授」による「アメリカの自動車事故についての調査結果」によると、911以降の二年間で飛行機の代わりに車を用いた結果「二千三百二人がよけいに亡くなったと考えられる」そな…

 こゆ行動から「テロによる最大の損失は、攻撃そのものよりもむしろ攻撃に対する大衆の反応にあるのかもしれない」そな…

 車つながりでこれ米だけの話なのか?はアレですけど、「女性より男性のほうが洪水の中を車で移動しようとする可能性がはるかに高い」(ピッツバーグ大学の調査)のだそーですよ、奥さん(誰?)まっそゆ事で、「男性のほうが女性よりもその過程で死ぬ確率も高い」そな…

 危険な天災という事では雷キタコレで、「合衆国のように豊かな工業国においては、もっとも危険な自然災害かもしれない」のが雷なんだそな…にも拘わらず、「雷は大多数の人々があまり心配しないものである」って…

 後、米におけるハリケーンの被害を最もうけにくいとこってどこ?のとこで「ヴァーモント、デラウェア、そしてロードアイランドだ。信じられないほど退屈なところでもある」って、そゆ表現は米的に差別だにはならない模様(笑)

 ちなみにカトリーナの時の避難勧告を出された人は125万人だったのに、実際に避難した人は250万人になったそで、結果大渋滞キタコレで、避難経路的にどよ?って事になったらすぃ…この人数を試算できなかったのは「一万五千人の役人に、心理学者はだれ一人としていませんからね」(@マイク・コックス/米運輸省スポークスマン)だそーですよ、奥さん(誰?)

 性差では、「男性のほうが、雷、ハリケーン、火事で死ぬ可能性が高い」そで、「米国防火局によると、火事で死亡する男性は女性の二倍近い」そな…「女性はもっと用心深く振舞う傾向がある」(@スーザン・カッター/サウスカロライナ大学ハザード研究所長)とな…

 尤も、性差の話も単純ではないよーで、「たとえば、アフリカ系アメリカ人の男性は、一般的な女性とまったく同じくらい心配していた」そで…違いはどこにあるかとゆーと、むしろ「白人男性」の方じゃね?って事らすぃ…「白人男性だけで性差や人種の差を広げているのだ」そで、「彼らは地位やヒエラルキーや権力の世界を好んだ」(@ポール・スロヴィック/リスク専門家)って、「人はもっと平等に扱われるべきだとう主張については、ほかのどんなグループよりも異議を唱える傾向があった」って、なるほろ白人の、男社会でいいじゃないってか(笑)世の中、既得権益が一番頑固だよなぁと思うのは気のせいか(笑)

 他にも2004年の「津波に襲われた多くの国々では、女性は泳ぎ方を知らなかったが、男性は知っていた」そで、「それによって生存率は変わった」も性差ってか…ちなみに911の時の性差としては「避難中に怪我をした女性の数は男性の約二倍だった」(コロンビア大学の調査)そで、その理由が「多くの女性は避難の途中でハイヒールを脱いで家まで裸足で歩いて帰らなければならなかったのだ」って、マジか?

 人種別では、火災による死者の場合、「毎年二十五パーセントがアフリカ系アメリカ人」なんだそな…「これは人口を占める割合の二倍」で、「この不均衡は、子供の場合はさらに顕著」で「白人やアジア系の子供の二倍知覚にのぼる傾向がある」そで、「火災に関しては主に金の問題だということがわかった」とな…

 でまぁ災害の沙汰の金次第あると思いますらすぃ…こちらの詳細も本書をドゾですが、「一九八五年から一九九九年までの天災による死者のうち八十五バーセントは一人あたりの年収が七百六十五ドル以下の国の住民だった」そな…よーするに「個人の性格やリスクに対する認識が重要であるなどといった言い逃れをする前に、屋根や道路や保険医療が必要とされている」とな…

 一方、先進国というか富裕国の方は「相違は個人の特性によって生じる」そで「実際のところ、個人の性質のほうが災害の現実よりも重要になりうるのだ」そな…

 後、これも米的じゃねで、「災害によって集団が形成されるならば、集団にはリーダーが必要になる」の件とか(笑)「二〇〇〇年に合衆国政府によって公表された三件の炭鉱火災の調査によると、難を逃れた八つのグループそれぞれにリーダーがいた」のだそな…「強いリーダーは意思決定が速い。危機の際にはそれが必要なことなのだ」って、ブルータスお前もかってか(笑)

 それから英雄の件のとこもそゆ事なんだろか?で、詳細は本書をドゾ。事件は現場で起きているんだぁーっな時に、絶望的な状況にも飛び込んで救助者になる人が一部いるのは何故なんだぜって事らすぃ…この人達は他の人達とどこが違っているのだろーか?と…「救助者のもっとも重要な特質は共感であるように思われた」そで、他にも「英雄はまた自゛分の能力に自信を持っている」そな、「英雄は自分の運命を決めるのは自分だと信じている」もあると思いますってか…

 それにしても米には「カーネギー英雄メダル」(カーネギー英雄基金委員会)なんてのも百年続く伝統があるそな…こちらの詳細も本書をドゾですが、圧倒的に男性が多いはともかく、「労働者階級の男性が不均等なほど多い」ですしおすしで、更に「アメリカの田舎や小さな町でなされていること」もあると思いますなんですよ、奥さん(誰?)サンプルに偏りがあるかも?とありますが、それでもあったという個の事実はある訳で…まっいざって言う時に咄嗟に利他的に動ける人っていうのは、本当に一部、例外みたいですから…

 おったまげぇーっなエピでは、コロンビアで起きたドミニカ共和国大使館占拠テロ事件のとこで、この実行犯の司令官ウノ(ローゼンバーグ・パボン)のその後じゃね?

 「ドミニカ大使館の包囲は六十一日間続いた」そで「コロンビア政府は、世界中の人々に刑務所の状態をモニターしたり、裁判を傍聴したりする許可を与えることに同意した。それでテロリストたちは結局、囚人釈放の要求を放棄し、百万ドルの身代金を受け取った(個人が寄付したものだと考えられていたが、パボンは政府がその身代金を支払ったのではいなかと思っている)。そして彼らは、十二人の人質(アセンシオも含まれる)とともに飛行機でキューバへ行くことが許可され、そこで人質を解放した」そな…

 「キューバで、パボンと仲間の反逆者たちは、山にこもりはしなかった。彼らはさらなる作戦を遂行するために何度もコロンビアへ戻った」そで、1981年に国境で「パボンはエクアドル軍に捕らえられた」そな…「エクアドルはパボンをコロンビアに送還し、彼は刑務所で二十二ヵ月を過ごした」そで、「一九八二年には、新しい大統領ベリサリオ・ベタンクールが政治犯に対して無条件の恩赦を宣言した。その年の十二月に、パボンは自由の身となって刑務所を出たのだった」そな…

 あれから四十年もとい「それから七年後に、M・19は武装解除して政党」をつくり、「パボンは、コロンビアの新しい憲法を起草する憲法制定戒日のメンバーに選ばれ、M・19は議員で二番目に多い議席を獲得した」そな…かくて「一九九八年、パボンはコロンビア南東部の人口七万一千人の都市ジュンボの市長に選ばれた」そで、「二〇〇六年九月に官庁に戻り、経済協同組合やボランティアの仕事を推進する機関、ダンソシアルの局長に就任した」って、コロンビアの政治家・官僚パネェ…

 豆知識というより興味深いなぁと思わされたとこは「経営大学院教授デーヴィッド・ハーシュラライファーとタイラー・シャムウェイは、天候が株式取引にどのような影響を及ぼすのか」調べてみますたとな…「一九八二年から一九九七年までの世界二十六都市の天候データを集めた。そしてそれぞれの年の毎日の株式リターンを比較した」そな…結果「日照は毎日の株式リターンと強い関連があった」って、ホンマでっかぁーっ?「午前中に太陽が照っていれば、株価は上昇する傾向があったのである」ですしおすし…

 他に豆としては、スポーツ心理学のとこで、「心拍数が毎分百十五回から百四十五回のあいだに、人は最高の動きをすること」があると思いますってか?「この範囲だと、人々はすばやく反応し、視覚も良好で、複雑な運動技能(たとえば車の運転)もうまく使いこなす傾向がある」のだそな…

 又、サラ・ラザー(ハーバード大学医学部専任講師)による「一日に四十分間黙想する二十人の脳」を調査した結果、「黙想している人たちは、黙想をしているときに使われる前頭葉前部の皮質の一部で、脳組織が五パーセント分厚くなっていたのである」もあると思いますってか…

 後は、メタボ駄目絶対なんでしょか?で「ものすごく太っていれば、ほとんどの災害で生き延びる可能性は低くなるといってもいいだろう」ですしおすし…

 それから米軍の特殊部隊の件で、特殊部隊の兵士は「ニューロペプチドY」を多量に血液中に作り出していたそで、化学的にちゃいまんねんな体質の人達らすぃ…でまぁこちらの詳細も本書をドゾですが、「奇妙なことに、特殊部隊の兵士たちは、育ってきた環境全般にわたって通常より多くの心的外傷を受けてきたこと」もあると思いますらすぃ…

 蛇足ですが、「心的外傷後ストレス障害の罹患者は、ただ変わった振舞いをするだけでなく、脳そのものが実際に変わっていることが発見された」ですしおすし…海馬が小さくなっているそな…

 それから「人間はわずか三十秒ほど圧迫されると意識を失い、六分ほどで脳死状態になる」って、ホンマでっかぁーっ?

 英的には、火事のモデリング(コンピュータを用いた数理モデル化)は、「英国が世界の先端をいっていた」って、そーだったのか?ウルフ先生?「ロンドンの二度-一二一二年と一六六六年-の大火を得て、英国は防火の世界的な模範になったのだ」そな…ガレアの詳細は本書をドゾ。

 日本的には、ハリファックス市の爆発事故のとこで、「後年、原子爆弾を開発していた科学者たちは、このような爆発がいかにして陸地や海に伝わっていくのかを検証するためにハリファックスでの爆発を研究することになった」の件でしょか?

 他には、911の時のルイス・レッセ(港湾公社職員の授業を担当している職業カウンセラー)は、「最初の揺れを感じた。東京に住んでいたことがあるので、地震だと思って、レジュメを読み続けた」の件とか…

 とゆー訳で、延々と災害時の人間って一体?について本一冊出来ますたとゆーのも、米人的には、911でどげんとせんといかんで書かずにはいられなかったとゆー事かなぁ…米の正義、ここに至れりとゆー事かもしれませんが…

 まあ911については最後の章のリック・レスコラ(モルガン・スタンレー・ディーン・ウィッター社の警備主任)の生きざまというか、行動が全てかなぁ…災害に対しては結局、備えあれば患いなしに尽きるよなで、日頃の訓練の賜物とゆー事じゃなかろーか?

 本書を拝読していて不思議だったのは、米って避難訓練って殆どしないか、軽視しているんだろか?とゆー素朴な疑問が?まぁ日本も、どよ?とは思うがそれでも九月一日には、学校では勿論、町内とか、職場とかで一度は経験しているんじゃなかろーか?蛇足ですけど、カリフォルニア州史上初の津波の避難訓練が行われたのがサンフランシスコの北にある小さな町らしく、それが何と2007年6月28日の事ですから…

 それにしてもカトリーナの時でさえ避難勧告を出す出さないで、「店を閉めることを余儀なくされる店主たちに市が法的責任を追及されないことを確認しなければならなかった」ですしおすし…一事が万事、こゆ事で、避難訓練も「ニューヨーク市不動産局が懸念していたのは、強制的な訓練で負傷者が出てそれが訴訟につながることだったという」ですしおすし…米ジョークで、救急車が走っていたら弁護士が追いかけるとゆーのもあながち嘘ではないのかも(笑)

 なるほろ、どこぞの前都〇事が法的に責任ありませんと言い放った訳だ(笑)もしかして政治家の合言葉なのか?結局、これら「法的責任への恐怖は、パニックの恐怖と同様に、都合のいい言い訳にもなりうる」じゃね(笑)

 何よりアレなのは、「一般の人々が危機に際してパニックに陥っていたら、93便はほぼ確実にホワイトハウスか米国連邦議会議事堂を破壊していただろう。「ひどく皮肉なことだ」とフリンは言う。「われわれが選んだ代議士が、9・11には一般の人たちに守られたのだから」」とな…ちなみにフリンさんは元米国沿岸警備隊員で、国土安全保障の専門家…

 まっ何にしてもパンピーの心得の一つとしては「今後、何かどきりとするようなことを耳にすれば、データを調べていただきたい。絶対的な数字-あるいはまったく何の数字もないこと-には疑いを抱くべきである」とゆー事らすぃ…

 結局、「適切な事前の計画と準備は、最悪の行動を防ぐ」なんですよ、奥さん(誰?)小さい事から、大きい事まで、備えあれば憂いなし…転ばぬ先の杖…ことわざって含蓄深いものだったんだなぁ…

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエビ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。

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