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2018年10月13日 (土)

真夏の雪、真冬の熱中症?

歴史を変えた気候大変動  ブライアン・フェイガン  河出書房新社

 うーん、著者は考古学者だそーなんですが、本書は、人類史みたいなノリになるのだろか?それも気象から見た、人の歩みかなぁ?それ歴史じゃね?で、環境(気候)が人類に与えた影響半端ねぇとゆーそれに尽きるよな…

 まぁ何よりもおろろいたのは、この一、二千年の時間軸で見ても、気候変動パネェでござるだったんですねぇ…下手すると毎年違うかもキタコレ状態突入もあると思いますなのか?冗談ではなく、寒波と熱砂がくるくるくるぅーなんですよ、奥さん(誰?)

 で、そゆ事があれば、それが歴史に影響を与えない訳がない訳でして、この気候変動とか、気象の状況と歴史的事件を対比していくと見えてしまいましたとゆー事に(笑)そんな実例を本書は最初から最後までノンストップで怒涛のよーに続いていく訳で…

 この激動の地球史を見ていくと、人類の歩みも山あり谷ありの繰り返しだったんだなぁと、よくもこれで今まで生き延びてこれたのだおろろくばかり…「人類は地球に誕生して以来、気候の変化にずっと翻弄されてきた。過去七三万年間に、人間はかぎりなく創意工夫を凝らしながら、少なくとも八回、おそらくは九回の氷期をくぐりぬけてきた」ってホンマでっかぁーっ?

 でもって、氷河時代というと、クロマニョン人とかマンモスの世界だと思うやんかぁーっ?でも氷河時代って「完全に凍結した時代ではない。むしろ気候が不規則に急変化した時代なのである」そーなんですよ、奥さん(誰?)その「気候の急変は大気と海洋が複雑にかかわりあうことで引き起こされたものだが、その仕組みはいまだによく解明されていない」って、ドンダケェー(死語?)

 まぁともかく、よく分からないシステムで変化する気候(気象)に人類はずっと翻弄されてきましたが、何か?状態だった模様…でもって、「こうした気象の変化は、ヨーロッパの歴史の進路をどの程度変えてきたのだろうか」もあると思いますですけど、「多くの考古学者や歴史家は、気象の変化が人間の社会を変えるほど重要な役割を担ったという考えには賛意を示さない」そな…「環境決定論」でもそんなの関係ねぇー(死語?)というのが「学問の世界では異端視されてきたのだ」そで…

 まぁこちらの詳細は本書をドゾですが、「環境決定論は学問として見れば破綻しているかもしれない。だが、気候の変動こそは、歴史の舞台でこれまだ注目されることのなかった重要な役者なのである」んじゃね?とゆーのが本書のスタンスかなぁ?

 そゆ訳で、ここは一つひろーい目で見てみよーってか(笑)

 アリス的には、国名シリーズかなぁ?でもまぁ本書全世界の気候変動を扱ってはいますが、データ的に、ほぼ欧州でして、後に北米も出てきますが、その以外のとこについては記述少なしの傾向が(笑)

 まずはスウェーデン館的に、古代スカンディナヴィア人が航海に出ますたとゆーのも、「作物の生育する期間の短いスカンディナヴィアのフィヨルドのやせた土地が人口過剰になったためだった」そで、人口増加と食糧危機は表裏一体ってか(笑)そしてこの「古代スカンディナヴィア人の活動の最盛期は、八〇〇年ごろから一二〇〇年ごろまでつづいた」そで、これは「北ヨーロッパにめずらしく温暖で安定した気候がつづいた中世温暖期と呼ばれる時期」とぴったり重なるとゆー事らすぃ…

 かくて、アイスランドやグリーンランド、また北米への渡航についての詳細は本書をドゾ。尤もそれも温暖化が終了と共になくなったとゆー事らすぃ…一例としてはアイスランドの「北岸付近でも十二世紀までは大麦がつくられていた。しかし、それ以降は一九〇〇年代初めまで、アイスランドで大麦を栽培することはできなくなった」ですしおすし…

 又、仏の北部海岸をヴァイキングは「二〇〇年以上にわたって襲撃しつづけ、定住するとその土地の文化をかたちだけは学ぶようになった」そで、こちらは英国庭園もどよで「デンマークのクヌット二世(イングランド王としてはクヌート一世、在位一〇一六~三五年)は、潮流をうまく利用しようとしたことで有名で、グレートブリテン島とデンマークを結んだ北海の帝国に君臨した」そだし、「ノルマンディー公ウィリアムは一〇六六年にイングランド王国を征服した」もありますよってにでしてこちらの詳細も本書をドゾ。

 取り合えず、北欧に戻すと「スカンディナヴィアでは、植民や森林伐採や農耕などの活動が、ノルウェー中部の標高一〇〇メートルから二〇〇メートルの谷間や山腹まで広がった」って、ドンダケェー(死語?)

 ところが13世紀になると「グリーンランドやアイスランド」に大寒波キタコレになるらすぃ…北欧と渡航できず、ボーランドと露は不作、アルプス山脈の氷河も前進あるのみの厳冬になりましたとな…

 ちなみに「中世に世界の北端にいた船乗りたちは、一三一五年から一九年の大飢饉が訪れる一世紀前から、寒冷化の影響を感じはじめていた」そで、こちらの詳細も本書をドゾ。成程、事件は現場で起きているんだぁーっですね、分かります(笑)

 とはいえ、スカンディナヴィアだけじゃないんですですけど、「どんな天候でも海難事故の確率がきわめて高かったにもかかわらず、タラ漁に精をだした。タラはお金よりも価値のある日用品として、何世紀ものあいだすべての国の漁業を支えてきたのである」ですしおすし…干しダラというハンザ同盟のイメージがあったが、全欧州的にあると思いますだったのか?今でいう強力な貿易産品とな…

 まぁそんな訳で丈夫で遠くに行ける船の需要が高まったとゆー辺りの詳細は本書をドゾですけど、この時代儲かったのが、船大工というのが、何とも…遭難多発しても船の需要は減らずですから…

 何か北欧エピいぱーいありすぎてアレなんで詳細は本書をドゾ。ええ、「一七〇八年から〇九年にかけての冬」の場合は「デンマークからスウェーデンまで氷の上を歩いて渡っていた」って、バルト海は一体?ちなみに1739年にも「スウェーデンのストックホルムは、バルト海対岸のフィンランドのオーボと氷でつながった」ですしおすし…

 他の国名シリーズの各国についての詳細は本書をドゾ。

 他にアリス的というと、「ジュネーヴの夏の平均気温は、一七五三年以降で最低だった」1816年…「ジュネーヴにはイギリスの詩人バイロン卿がロンドンに妻を置き去りにしたまま、ヴィラ・ディオダーティに住居を構えていた」そな…「バイロンの湖畔の隠れ家には大勢の客が訪れ、そのなかにパーシー・ビッシュ・シェリーと妻のメアリーがいた。寒さのせいで家にこもっていた彼らは、たがいに話を聞かせあった」そで、ここから生まれたのがかの「恐怖小説の古典「フランケンシュタイン」」ですしおすし…あれって、冷夏で外に出られなくてできたホラーだったのか?

 さて、大まかに見ていこーでは、中世温暖期の欧州情勢はどよ?とゆーと、「封建国家の寄せ集めであり、君主同士の争いが絶えず、キリスト教によってのみ統一が保たれていた」状況だったらすぃ…

 でもって、「戦争や十字軍遠征や教会の分裂など、いろいろな争いはあったものの、中世温暖期はヨーロッパでは豊かな時代だった」そな…「大半の季節は豊作で、食料は充分にあった」そで、「夏の平均気温は二十世紀の平均よりも〇・七度から一・〇度高めである」そで、しかも中欧の夏は「現在の平均気温よりも一・四度高かった」とな…

 そんな訳で、儲かりまっかボチボチでんなとなれば、「十二世紀から十三世紀は建築家や石工や大工が活躍した黄金期で、彼らは新しいアイデアを発展させながら、つぎつぎと大聖堂の建築にたずさわった」のでござるってか(笑)「中世のヨーロッパ人は大聖堂を建てたのである。大聖堂は敬虔な行為の象徴であり、すばらしい記念碑であり、博物館だったのだ」って、ホンマでっかぁーっ?

 とゆー訳で「五世紀にわたって、ヨーロッパは暖かく安定した転向に恵まれ、寒冬や冷夏や記録的な嵐に見舞われることはまれだった」そな…

 ところが13世紀に入ると雲行きが怪しくなってきますたになった模様…こちらの天候・気候の詳細は本書をドゾ。まぁともかく「ヨーロッパ大陸ではつねに紛争や騒動が起こり、殺しあいや襲撃や軍事遠征が絶えることがなかった。争いの多くは継承問題や個人的なもめごとに端を発しており、それもつまらない欲望や向こう見ずな野心から起こったものだった」そで、「戦争は天候にかかわらず続けられた」って雨天決行ってか(笑)

 そんな訳で、絶えず軍隊は農村から食料を調達していたらすぃ…情け容赦ないそれも「一三一五年の雨には、さすがに軍事行動を中止せざるをえなかった」に至る訳で…こちらの詳細も本書をドゾ。まぁそして飢饉が来たになるんでしょか…小氷河時代の到来キタコレとな…

 そんな完新世とはどよ?とゆーと、「古代ローマ時代には、ヨーロッパの気候は今日よりもいくらか涼しく、中世温暖期には天候の安定した暑い夏が長くつづいた」そで、「一三一〇年ごろから五世紀半のあいだ、気候は寒冷化して予測不能になり、ときおり嵐に襲われ、急激な変化が突如として起こりやすくなった」小氷河時代キタコレってか…

 この小氷河時代は「専門家の多くは、一三〇〇年ごろに始まり一八五〇年ごろに終わったとしている」そで、「いまではグリーンランドの周辺で最初に氷河が前進したのが十三世紀初期だったことがわかっている」のだそな…ちなみに「一三一五年から一六年の激しい雨と大飢饉が、ヨーロッパ各地で予測不能な時代の始まりを告げた」事になるらすぃ…

 そんな訳で「アルプス山脈やアイスランド、スカンディナヴィア、アラスカ、中国、アンデス山脈南部、ニュージーランドでは、二〇〇年以上にわたって山岳氷河が現代の限界線をはるかに越えて前進した。山の雪線は、今日のレベルよりも少なくとも一〇〇メートルは下がっていた」とな…

 又、「北アメリカの東部では小氷河時代の最も寒い時期は十九世紀だったが、そのころアメリカ西部では二十世紀よりも暖かった」し、「アジアでは、十七世紀に大陸のほぼ全土で経済的な大混乱が起こったが、これはその時代にヨーロッパで起こったどんな混乱よりはるかに深刻なものだった」そな…中国の明から清にもその一つだし、日本の寛永の大飢饉もその頃の事ですしおすし…

 まぁともかく、「十六世紀の中央ヨーロッパはどの季節においても、一九〇一年から六〇年より気温が低かったことがわかり、冬と春は〇・五度ほど低く、秋の雨量は五バーセントほど多いことも」あると思いますか…ちなみに「スイスでは一六九一年から一七〇〇年までと一八八六年から九五年までが、過去五世紀のなかで最も寒い時代」だったそな…

 科学の進歩パネェで、「昔のドイツやアイルランドのナラやカシからも、少なくとも八〇〇〇年前まではきわめて正確なデータを手に入れられるようになった」って、ホンマでっかぁーっ?

 さて、も一つ歴史的事情としては「十三世紀にはモンゴル帝国が、中国南部の雲南省からユーラシア大陸を越えて黒海まで勢力を拡大した。どこへでも移動できるモンゴルの騎兵は広大な地域を駆け回り、アジアをヨーロッパやインドや中国東北部と結びつけた」そな…「十四世紀になると、モンゴルの軍需品輸送隊に、複雑な細菌が感染したノミをもったネズミがとりついた。この細菌はペスト菌と呼ばれ、ペストを発病させたものである」で、起源はゴビ砂漠らすぃ…「ペストは一三三八年から三九年に中央アジアで流行しはじめ、一三四六年には中国やインドにも広まった」そで、「ペストは一三四七年には黒海の港カーファに達した」そで、「そこから脱出したジェノヴァの船がノミとネズミをコンスタンティノープルやイタリア、マルセイユに運んだ」そで、「ジェノヴァの人口の少なくとも三五バーセントが、最初の大流行で死亡した」キタコレになった模様…そして全欧州へ展開ってか…

 こーして「十五世紀の初めには、飢饉や疫病や戦争によって地方の人口が減少」しますたキタコレになったらすぃ…こちらの詳細も本書をドゾ。ちなみに一五六〇年から一六〇〇年にかけての時代は、ヨーロッパのいたるところで気温が低く、荒天がつづいた」ですしおすし…社会不安も拡大し、「魔女狩りが盛んになり、人びとは悪天候を隣人のせいにした」そな…「イギリスとフランスで魔女狩りが頂点に達したのは、一五八七年と一五八八年の荒天つづきの年である」ですしおすし…「魔女狩り騒ぎが起こるのは、かならずと言っていいほど、小氷河時代の最も寒く、最も困難な時期と一致していた」って、これが欧州の伝統芸能?

 そして「一五九〇年代は十六世紀で最も寒い一〇年だった」そで…「一六〇〇年二月十六日から三月十五日のあいだに、ペルー南部のアレキバの東七〇キロにある標高四八〇〇メートルのワイナプチナ火山が大爆発」しますたとな…「ワイナプチナ火山の爆発の規模は、一八八三年のクラカタウ島の爆発や、一九九一年にフィリピンで起こったピナツボ山の爆発に匹敵する」のだそな…そんな訳で「ワイナプチナ火山の灰は、地球全体の気候に大混乱を引き起こした」でござるの巻ってか…そゆ事でこちらの詳細も本書をドゾ。

 さて、「小氷河時代で最も寒かった一六八〇年から一七三〇年は、気温が急激に下がり、イギリスでは作物の成長期間が、二十世紀で最も暖かった一〇年間にくらべて約五週間も短かった」そな…その他の国もやばしですけど、ノルウェーの場合は、「海岸沿いの村の多くは農地を手放して船の建造を始め、近くの森から伐採した材木を輸出するようになったのだ。一六七〇年から一七二〇年のあいだに、ノルウェーは材木貿易を中心にした大商船団をもつようになり、国の南部の経済を様変わりさせた」とな…

 後、「一六四五年から一七一五年の期間は北極光や南極光がきわだって少なかった」し、「一六三九年から一七〇〇年のあいだには観測記録はひとつもなく、オーロラの報告もない」ですしおすし…そんな訳でマウンダー極小期キタコレでして、こちらの詳細は本書をドゾ。

 それからアルプスの氷河の干満で、「「満潮」は一五九〇年ごろから一八五〇年までつづき、そのあと干潮になって今日にいたっている」って、そーだったのか?ハイジ?蛇足ですけど、1653年のスイスのシャモニーにて氷河の前進に対してイスズス会のミサが行われたそな、それも「最も重要な悪魔祓いの呪文が使われた」そで…

 17世紀後半は「たびたび厳しい冬が訪れた」そで、NAOが「ずっと低かった」からじゃねって事らすぃ…こんな事本当にあるんだなぁと思わされたエピでは、「ノーフォークやサフォークの砂地のブレックランズにあった砂丘はれまで安定していたが、それが強い風によって吹き飛ばされ、貴重な農地が何メートルもの砂の下に埋まって不毛の地になった」そな…しかも「砂はその後何十年ものあいだ少しずつ前進しつづけた」ってゆーからドンダケェー(死語?)かくて「一九二〇年代に入るまで、この一帯に森林を復活されることはできなかった」ですしおすし…英の風ってパネェ…

 さて、17世紀に入ってようやく「このごろ初めて、かなり正確な気温の記録がつけられるようになったため、われわれも当時の寒さを知ることができる」まで来たぁーってか(笑)

 まぁ仏革命前夜なんかも、1788年不作でござるの巻か?「必然的に食糧不足が起こった。嵐の直後の凶作のせいだけでなく、政府が食糧難に備えていなかったためである」キタコレってか…気候もパネェが国際情勢もパネェで、国内事情もパネェか?こちらの詳細も本書をドゾですが、「何世代にもわたってつづく慢性的な飢えによって生じたフランスの社会秩序の脆さは、一七八九年夏の歴史的事件の前の暴動を引き起こす引き金となった」そな…

 そして世界は再び火山キタコレで、1815年4月11日ジャワ島の東にあるスンパウ島の北端にあるタンポラ山が爆発したとな…「一八一二年から一七年にかけて、大きな火山の噴火が少なくとも三度あった」そで、「一八一二年には、カリブ海のセント・ヴィンセント島にあるスーフリエール山が」、「フィリピンのマヨン山は一八一四年に」、そして翌年に「タンポラ山」が爆発したとな…

 「上空に火山灰が厚く立ちこめると大気の透明度が低下するため、地球にとどく日射の吸収率が減って地表の温度が低下する」ですしおすし…こちらのデータは本書をドゾ。

 まぁそれはともかく、「一八〇五年から二〇年までの年月は、ヨーロッパの多くの場所で、小氷河時代で最も寒い時期になった」そな…

 そゆ事で食糧危機キタコレで、「飢えが広まると必然的に宗教熱が高まり、神秘主義や、世界がまもなく滅びるという予言が横行した」キタコレになる模様…「一八一六年には、社会不安や略奪、暴動、暴力事件がヨーロッパ各地で勃発し、翌春にはそれが最高潮に達した」そな…

 まぁこちらの詳細も本書をドゾですけど、一つだけ「生存の危機は、ヨーロッパのいたるところで大量移住の引き金となった。それまでの四半世紀にわたる戦争のせいで、移住を考えていた人びとは動けずにいた。それがここへきて、何万人もの人びとがライン川を下ってドイツ諸国からオランダに移動し、そこから海を越えてアメリカに渡ろうとしていた」そな…ところが「アムステルダムの状況があまりにも悲惨だったので、多くの移民志願者は故郷に戻ろうとした」そで、「当局は貧困者を故郷に帰し、国境でくいとめようとしたが、ほとんどうまくいかなかった」って、欧州の正義パネェ…

 も一つ蛇足で「一八一六年の寒さがおよぼした影響は、その後何年もつづいた。連邦政府はこの危機を乗り越えるための対策をほとんど講じなかった」って、米の正義もパネェ…

 そんな訳で「一八一六年から一七年の冬の生存の危機は一八一六年の凶作によって引き起こされ、西欧の世界では最後の広範囲にわたる深刻な食糧難となった」そで、「その影響はオスマン帝国から北アフリカの一部、スイスとイタリアの大半、西ヨーロッパ、そしてニューイングランドやカナダの東部にまでおよんだ」とゆーから、ドンダケェー(死語?)

 この夏が来ない年のアイルランドの状況から更にじゃがいも飢饉についての詳細は本書をドゾ。 大英帝国サマぱねぇでござるの巻か?

 1800年代の気候変動についての詳細も本書をドゾ。傍から見ても猫の目のよーに変わっている気がするのは気のせいか?

 そして二十世紀、「一九〇〇年から一九二九年までの時代は、偏西風が吹き、暖冬になることが多かった」そで、「世界の気温が頂点に達したのは一九四〇年代の初めで、何十年間も強い大気の循環がつづいたのちのことである」そな…

 「一九四〇年代には、すでに科学者のあいだで、温暖化傾向がつづいて従来の変わりやすい気候にとってかわりつつあることが話題になっていた」そで…「一九五〇年代に大気循環の型に変化が起こり、地球の気温が一九〇〇年から二〇年のころのレベルに下がった」そで、「この寒冷化は、一七三九年から七〇年以来の長期にわたる気温の低下傾向になった」そな…

 そして「一九七〇年から七二年にかけては、東ヨーロッパとトルコが二〇〇年ぶりの寒い冬に見舞われた」そで、その他の国々の寒冷化についての詳細は本書をドゾ。

 でまぁ、その後再び温暖化キタコレになった模様…しかも「加速」してね?って事らすぃ(笑)そしてかの有名なハンセンの証言(予測?)(米上院エネルギー天然資源委員会/1988)来たぁーっ(エコー付/笑)ですので、こちらの詳細も本書をドゾ。

 豆知識的には、欧州気候事情は、「大気と海洋が複雑にかかわりあい」それが気候を支配しているのだそな…「北大西洋とヨーロッパの大半の気候は、つねに変動しつづける気圧傾度(気圧の距離にたいする変化の割合。これが大きければ風が強い)に左右され、その影響力は北部では絶大なものになる」そで、その規模は「エルニーニョや熱帯気候の多くの原因となる太平洋南西部の有力な南方振動に劣らないほどだ」って、ホンマでっかぁーっ?

 又、「北大西洋振動(NAO)とは、アゾレス諸島上空の強い高気圧と、同じくらい強いアイスランド上空の低気圧のあいだで、気圧が変動を繰り返すことをいう」そで、「NAOによって大西洋の暴風進路の位置と強さが決まり、そこからとくに冬期のヨーロッパの降水量に影響がでること」が分かるののだそな…

 そゆ事で「NAO指数」とは「振動の変化を一年単位や一〇年単位で示すもの」だそで、「NAO指数が高いときには、アイスランド付近に低気圧が、ポルトガル沖からアゾレス諸島には高気圧があり、つねに西風が吹く状態」になり、この「偏西風は大西洋の海側の熱をヨーロッパの中央部に運び、それとともに大嵐をもたらす」のだそな…そゆ事でこの「風が冬の気温を穏やかに保つので、そうなると北ヨーロッパの農民は喜び、西ヨーロッパでは乾燥した日々がつづく」事になると…

 逆に「NAO指数が低ければ気圧傾度は小さくなって偏西風は弱まり、ヨーロッパの気温はぐんと下がる」事になり、「北と東から北極やシベリアの冷たい空気が流れこみ、ヨーロッパは雪でおおわれ、アルプス山脈はスキーヤーの天下になる」ってドンダケェー(死語?)

 そんな訳で、NAOの冬の振動は「北ヨーロッパの冬の気温変動をもたらす要因の約半分を占め」るそで、一方、「夏の降水量にも大きな影響」キタコレになるそな…「NAO指数が高いと夏の雨量が多くなる」とな… 

 そして、そんな「気圧のバランスはたえまなく変化し、そのサイクルは七年以上、あるいは一〇年のこともあるが、もっと短期間に変動することもある」んですよ、奥さん(誰?)しかも予測不能って一体?

 ちなみにNAO指数が極端に低くなると「ヨーロッパとグリーンランドの冬の気温が逆転する」ってホンマでっかぁーっ?「ヨーロッパよりもグリーンランドの気圧のほうが高いと-「グリーンランド・アバブ」(GA)効果-グリーンランドとスカンディナヴィアのあいだにブロッキング高気圧が居すわる。グリーンランド西部では気温は平均より高めになり、ヨーロッパ北西部ではふだんより低めになる(北アメリカ東部でも低くなる)。西ヨーロッパの冬は厳しい寒さに見舞われる」のだそな…

 逆に「グリーンランドの気圧がヨーロッパよりも低くなると-「グリーンランド・ビロウ」(GB)効果-気温はまた逆転し、ヨーロッパの冬は通年よりも暖かくなる」のだそな…

 このNAOの極端な変貌は、「北大西洋の大気と海洋の複雑な力関係によるもので、それには海水面の温度の異常やメキシコ湾流の勢い、大気潮汐の構造、海水や氷山の分布具合などが関与している」そな…未だ相関関係は不明点多しとしても「北大西洋でNAOが大きく変動するのは、海水面の温度の変化がおもな原因であるのはほぼ間違いないようだ」ですしおすし…

 又、「北大西洋上空の不安定な大気は、NAOが予測不能の動きをする大きな要因」だし、「メキシコ湾流の温かい海水も影響を及ぼしている」とな…

 そゆ事でメキシコ湾流キタコレってか(笑)この「海流は北アメリカ沖を北東に流れたあと北大西洋海流となり、温かい海水をイギリス諸島からさらに北のアイスランドやノルウェーにまで送り込んでいる」そな…「北方の温かい表層水は勢いよく流れ、大気の中の空気や余分な塩分を運んで海中に沈んでいく」そで、この「沈降が起こるおもな場所が二か所」あるそな…

 一つは「アイスランドのすぐ北」で、も一つは「グリーンランドの南西にあるラブラドル海」なんだそな…こちらの詳細は本書をドゾ。この「たえず流れこむ暖流によって巨大な熱ポンプが形成され、それが海水を温める」事になるそで、これは太陽熱であがるより高いとな…

 そんな訳で、この「急な流れ込み」の強弱が気候の分かれ道となるらすぃ…弱くなった場合は「ポンプの働きはにぶくなり、温かい北大西洋海流の流れは弱まり、ヨーロッパ北西部では気温が急速に下がるだろう」とな…逆に「沈降がふたたび始まると海流は速くなり、気温はまた上昇する」とな…

 これが数千年間ヨーロッパの気候を左右してきたとゆー事らすぃ…その裏付けは年輪やアイスコアから読み取れるそな…何とゆーか、欧州天気事情ってNAO様の言う通りなんでしょかねぇ?

 ちなみに「放射線炭素で年代を測定した年輪は、日射の変動についての貴重な情報源」ですしおすし…炭素14(14C)は大気中における宇宙線の活動によって形成される」そで、この「宇宙線は黒点活動の影響を受けている」そな…「太陽の動きが活発で、黒点活動が最大になると、地球に入ってくる宇宙線の一部が途中で阻まれて地上に到達しなくなり、その時期の年輪に含まれる炭素14の割合が減少する」って、そーだったのか?年輪?

 そんな年輪を見ると「西暦一一〇〇年から一二五〇年のあいだに炭素14のレベルがはっきりと減少し、黒点活動がピークになったことがわかる」そで、この時欧州は中世温暖期でしたが、何か?でしたし、「太陽の活動が一四六〇年から一五五〇年に鈍くなると(シュペーラー極小期)、炭素14のレベルはきわだって上昇し、その後いったん下がり、やがて一六四五年から一七一〇年のあいだにふたたび急激に上がっている。ピークは一六九〇年ごろ」なんだそな…

 地球規模的には、「大氷河時代の最後の氷期が終わってから、一万五〇〇〇年がたった」そで、「それ以降、完新世(現世)を通じて、世界では大規模な地球の温暖化が起こっている」のだそな…「いまから一万二〇〇〇年ほど前に、同じくらい急速に寒くなった時代が一〇〇〇年あまりつづき、その後はまたどんどん暖かくなった」そで、その頂点に達したのが「いまから六〇〇〇年ほど前」でその頃は「現在よりいくらか気温の高い時代」だったとな…「以後六〇〇〇年間、地球上ではほぼ現代と同じ気候がつづいている」そな…

 でもって、「われわれはいまもなお大氷河時代に生きていて、過去七五万年間にたびたび現れた間氷期のひとつの中間あたりにいるということである」そで、世界の次の氷期キタコレもあると思いますらすぃ…

 ちなみに「一万年前、北海の南部は湿地帯だった。ヘラジカやシカがうろつき、石器時代の人びとが狩りや漁をする場所だった」そな…「イギリスは紀元前六〇〇〇年ごろまで大陸の一部だったが、氷河時代後の温暖化で海面が上昇し、北海に水が満ちて切り離された」そで、紀元前3000年頃の海面は今と同じ位になったらすぃ…そして「西暦一〇〇〇年を過ぎると一気に上昇した」、その後の二世紀で40-50cmも上昇したそで、これまたその後、北方の気温低下で海面も下がっていったとなるらすい…英の海岸線って一体?

 後は、気候と歴史と切り離して考えるのはあかんと思います系って、「ほんとのひとにぎりの学者だけ」なのか?それらが、「フランスの学者のルロワ・ラデュリや、スイスの気候史家のクリスチャン・プフィスター、イギリスの気候学者の故ヒューバート・ラムなどである」そな…

 それと「考古学者や歴史学者で自給自足農業を間近に観察した人はほんどいない」ですしおすし(笑)

 後、英の労働環境って一体?で、1830年代の農民、まあこの時代はほぼ小作人しかいない時代ですが、「人間がこれほど悲惨な状態にいるのを見たことがない。アメリカの自由な黒人でもこれほどひどくない」(「田舎の旅」/ウィリアム・コベット)ですから、なるほろ、英のこちらは工業・商業労働者を見てマルクスが資本論を書く訳だ…

 まあ英の囲い込み運動の果ての集約的農業とやらと、仏の個人で農業の対比についての詳細も本書をドゾ。農業的にOKだとしても労働者(農民)的にはOKなのか?いと不思議ですが、それはアイルランドもそゆ事だよなぁ…で詳細は本書をドゾ。

 後、本書で一番ハーヘーホーと思わされてしまったとこは「キリストが現れる少し前に、ローマ人がガリアとブリタニアに「ローマの平和」を押しつけた時代よりもずっと前のことである」の件だろか?そーだったのか?パクス・ブリタニカ?そーだったのか?パクス・アメリカーナ?

 他にもたくさんたくさん本当にたくさんエピ満載ですので、興味のある方は本書をドゾ。何もかもまだはっきりとその通りと確定できないとこが、気候を語るとこで厳しいとこだよなぁ?でも歴史と気候、因果関係は全くない(キバッ)と言い切れる人は果たしてどれだけいるのだろーか?

 まぁともかく、今でしょ(死語?)の一番の問題点は、「政治論争や利己的な国家利益や国際企業による激しいロビー活動のせいで、この先どの道を進むべきかについて幅広い合意に達していない」とこじゃまいか(笑)成程、自然現象よりシビアに立ちふさがるのは常に人のエゴってか(笑)

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