フィクション

2019年1月 4日 (金)

天下統一(笑)

読み忘れ三国志  荒俣宏  小学館

 所謂一つの解説書というか、エッセイなのか?そーなのか?三国志、マジ読破しますたとゆー方もいぱーいいるとは思うけど、日本人なら誰しも一度は聞いた事があるタイトルじゃね?諸葛孔明の名を知らない人って殆どいないよな?今じゃゲームもありますの世界だし(笑)

 それにしても、三国志って三国志じゃなかったとは知らなんだ…「三国志には由緒正しい歴史書と波乱万丈の物語との二種類」があるそで、「正式タイトルは前者を「三国志」、後者を「三国演義」(あるいは「三国志演義」)」と言うとな…で、「わたしたちが俗称する三国志の物語が出ているのは「三国演義」のほうである」って、そーだったのか?三国志?

 で、マジ「三国志」は立派な歴史書で、「中国の三国時代(二二〇~二八〇)に現役として活動した陳寿という人が書き残した正史」だそな…その三国志の中の「魏志」の中の東夷伝の中に、「日本を扱った「倭人伝」」があるってマジか?だから「魏志倭人伝」なのか?そーなのか?こちらの詳細は本書をドゾ。まぁこちらはおかたい系という事になるのかなぁ?

 では、読み物としての三国志(三国演義)の方はどよ?とゆーと、「明朝になった十五世紀終わりにやっと刊行される」「小説」だとな…で基本はとゆーと「蜀の英雄劉備たちに偏っており、魏の曹操をハッキリと悪者に仕立てている」ですしおすし(笑)「英雄に似合うのは史実ではなく伝説なのである」って、そーだったのか?レジェンド(笑)

 まぁ時代背景としてとゆーか、その頃の日本史と重ねてみると果てしなくとほい世界のよな気がするのは気のせいか(笑)黄巾の乱が起きた紀元一七〇年後半から一八〇年前半の頃、日本列島では「王権争い」の嵐キタコレで、そこから出ましたが「女王卑弥呼」ですしおすし…「卑弥呼は、大陸で黄巾の乱がおこり、曹操・劉備・孫権が並び立った「三国志」ドラマの幕あけに、ヤマトの女王についた」となり、「諸葛孔明が蜀を率いて活躍する時期を眺め、さらに曹操が築きあげた魏に司馬懿が台頭していくありさまを目にしつづけた」事になるとな…家政婦は見たもとい卑弥呼は見た激動の三国史というのもあると思いますか(笑)

 そんな訳で「司馬懿と日本の関係を考えてゆくと、三国の争いも遠い他国の物語とばかりいえなくなる」訳で、こちらの詳細も本書をドゾ。例えば、238年司馬懿が「燕王国を滅亡させる」件からして見えてしまいますたと思うのも気のせいか?

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2018年4月 5日 (木)

フェリーチェ・ノッテ(笑)

メディチ家殺人事件  塩野七生  朝日新聞社

 所謂一つの歴史小説、時代小説になるのだろーか?で、これ三部作の二番目ですよねぇ?聖マルコ殺人事件→メディチ家殺人事件→法王庁殺人事件とゆーつながりになるみたいです…なのに法王庁を読んで、次に聖マルコ読んで、今回メディチとなったので、よーやく、法王庁への伏線が分かったとゆー…いやー物語は順番に読むべきだと痛感しますた(笑)

 さて、今回の舞台はフィレンツェ、主人公はマルコ・ダンドロなんですけど、ほぼメインはタイトル通りメディチ家の人々かなぁ?その中でも、アレッサンドロと、ロレンツィオーノと、コシモの三人になるのだろーか?何ゆーか、フィレンツェの黄昏って感じがしないでもないが?

 中世というより近世になるのか?の16世紀の半ば、伊半島の都市国家が次々と大国にのまれていくその最中でしょかねぇ?ヴェネツィア編は、聖マルコのとこでキタコレで、なるほろ、交易都市、海上都市、対土情勢とのソレで、激動のヴェネツィアでしたが、フィレンツェは、対西に既にのみこまれていますが、何か?とゆー事らすぃ…建て前では、メディチの大公による自立した都市国家に見えて、その実はアレッサンドロの舅としてのカルロス(西)王の傀儡政権ですが、何か?ですしおすしだったらすぃ…

 メディチ家の家系図というか、その流れがまずパネェで、メディチと言えば、頭に浮かぶのは「偉大なという仇名でも有名だったメディチ家のロレンツォ」じゃね?「フィレンツェと言えばメディチ家、メディチ家といえばロレンツォ・イル・マニーフィコが連想されるのは、十六世紀も半ばに近づいたヴェネツィアでも変わりはなかった」ですしおすし…

 そのロレンツォが亡くなった年が1492年というから、日本で言う応仁の乱の後位のノリか?どこの都市も騒乱キタコレなんでしょかねぇ?何はともあれ「それまではメディチ家の懸命なやり方のおかげで、活気にあふれ、イタリア中を引っぱる勢いであったフィレンツェも、あの年を境にして、修道士サヴォナローラの支配する狂信の時代に入ったのです」とな…まぁこちらの詳細は本書をドゾですが…

 「政情の不安定は、経済力の消耗を招かずにはすみません。経済の勢いが非常に強く、政情が不安定であるにもかかわらず独自に上昇できる力がある時代ならともかく、もはや十六世紀も半ば近くなった今のフィレンツェには、そのような活力はないのです」の件は、まさに今でしょ(死語?)じゃまいか(笑)ちなみにやたらと内にこもるな外に出ろと喧伝凄くね?ですけど、実際は「学者や芸術家たちが他国へ行ってしまうのも、止めることのできない流れなのでしょうね」で、今ならこれは技術者か(笑)

 どんなに高名になっても「他国へ行こうとはしない」と「仕事を求めて移住してくるほど」は、モロに国力を表しているものなのか(笑)まぁ詳細は本書をドゾですけど、この頃から、経済力、安定政権、治安維持、それと政教分離と言論の自由が、国の発展、活力の素なのか…

 で、今でしょ(死語?)のフィレンツェは、「今のフィレンツェの支配者である公爵アレッサンドロ」には、皆まで言うなか(笑)そしてお話の方は、アレッサンドロの寵臣が殺されたところに、マルコはフィレンツェを訪れて、物語の幕が上がるってか(笑)

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2017年12月24日 (日)

プレゼント、ギフト、贈り物♪

イギリスの田園からの贈り物  サリー・ホームズ トレイシー・ウィリアムソン  講談社

 所謂一つのアンソロジーかなぁ?英の箴言集とゆーか、ことわざ集とゆーか、詩集とゆーか、伝承集とゆーかかかか?日本人的に言うと、国境の長いトンネルを抜けると雪国だったみたいな、名文集みたいなのもあると思いますなんだろか?

 まぁそんな訳で読み人知らずじゃないけど、英の伝承な文もありますが、だいたいは英の著名人の四季にまつわる文章がいぱーいってか(笑)それと、田園生活というか、庭園生活といおーか、何とゆーか、牧歌的な情景がこれでもかこれでもかと出てくる感じとでもいおーか?

 まぁ今は師走で、クリスマスきたこれなので、それにしても英的には「クリスマスはもちろん、キリスト教によって廃れた異教のお祭りをあたらしく定義し直したものですし、異教のならわしの多くが取り入れられています」とな…

 ちなみに「今日におけるクリスマスの伝統はプレゼントを交換し、ご馳走を食べ、お酒を飲むという、三つに代表されているようです」となな(笑)でもって「コテージのクリスマスに欠くことができないのは、手づくりの料理やお菓子です」となるらすぃ…まぁアフタヌーン・ティーを思い浮かべるまでもなく、英人って甘いもの好きと思うのは気のせいか(笑)

 そんな訳で、英の伝統料理、スイーツのレシピ、「ミセス・グリグズのミンスミート」「ホット・ワイン」「ユール・ロッグ」などの詳細は本書をドゾ。ある意味、これが英のおせち料理みたいなもんなんだろか?うーん?

 クリスマス関係の文もいぱーい収録されていますので、こちらの詳細も本書をドゾですが、一つだけ英の伝承から「クリスマスが木曜なら、その冬はきっと空っ風、毎週、風が吹きすさみ、はげしい嵐がくるだろう、だが夏はかわいて、よく晴れて、小麦も家畜も倍増だ」とな…木曜日って何か特別な意味があるんでしょーか?英では?

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2017年12月 5日 (火)

欲望と言う名の航海?

聖マルコ殺人事件  塩野七生  朝日新聞社

 フィクションきたこれってか(笑)所謂一つの時代小説、歴史小説なんでしょか?時は1530年前後のヴェネツィアって事になるのかなぁ?日本だと、時の将軍の誰それの治世であるみたいな表現でいくならば、ヴェネツィア的には、時の元首はアンドレア・グリッティの治世のお話となるのだろーか?まぁ一つのヴェネツィアの頂点の時代とも言うってか?

 主人公は、マルコ・ダンドロ、30歳?ですけど、どちらかとゆーと、物語の立会人みたいなノリかなぁ?最初から最後まで登場しているけど、回りの人生と歴史に巻き込まれている感じだし(笑)

 そんな訳で、本書の真の主人公は、アルヴィーゼ・グリッティ、30歳じゃね?苗字から分かるよーに元首の息子、でも、庶子で母親はオリエントのお人とゆー設定…しかも、イケメンで、優等生というよりは地頭がいいタイプで、風格もあり、自分でなした資産もあると…幼馴染のマルコからの評価は何もかももっている男なんである…

 で、物語は、そんな二人が十年ぶりに再会したところから始まるでよろしーのでしょか?パドヴァの大学卒業時からとゆー事になるらすぃ…マルコはヴェネツィアの共和国国会の議員に、アルヴィーゼはコンスタンティノープルで交易商人に、しかも今ではトルコ宮廷とパイプを持つ程に…

 かくて、激動の東地中海史?欧州史?と共に、舞台はヴェネツィアとコンスタンティノープルを中心に進むのであった…って二都物語か(笑)

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2017年3月17日 (金)

だって、女の子だもん(笑)

女子会川柳2 片付かないデスクの上も人生も  シティリビング編集部+ポプラ社編集部・編  ポプラ社

 何とゆーか、女子会川柳第二弾出ていたんですねぇ(笑)いやもー、これは読まなきゃ、でしょ(笑)リアル過ぎて逆にドン引きもあると思いますですけど、どっちかとゆーと腹抱えて爆笑の方にビットじゃね?

 女子とか、女子会とゆー言葉も、市民権得たとゆーか、既に古っまで来ちゃった感ありますけど、まぁでも女子会の定義、本書によると「女性だけで集まって飲食したり、情報交換をしたりする会合のこと。「女子」に明確な年齢制限はなく、参加は本人の自由。ホテル滞在やエステ、遊び・趣味の会など目的も多様化し、最近ではドレスを着ての「撮影女子会」、「人間ドッグ受診女子会」など、変わり種も」の世界に突入している模様…ドレスを着てのの件はもしやそれはコスプレでは?文句があるならベルサイユへいらっさいってか?

 まぁ考えよーによっては、女子会川柳って、パンがないならお菓子を食べればいいじゃないかもしれないしなぁ(笑)もー何もかも笑い飛ばせばいいじゃないだろか(笑)ほほほほほ?

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2017年3月 5日 (日)

はるはあけぼの?

桃尻語訳 枕草子 上  橋本治  河出書房新社

 どゆ本とゆーと、今となっては今更なんですけど「本書は今から千年ばかり前に書かれた清少納言の「枕草子」の全訳であります」なんだそな…いやぁ、枕草子なんて古典の教科書とか、時々どこかで、引用しましたとか、参照しました位の類しか知らなかったので、衝撃的ですた…何がと言えば、まず、枕草子の原文というか、本書になると訳文か、よーするに枕草子のそのままの文、内容、趣旨、表現辺りが…も一つは地の文(原文)だけでは不明点多しって事で、合間合間に著者の解説、注意書きが入るんですが、これが軽いカルチャーショックみたいなのキタコレってか?ある意味壮大なジェネレーションギャップかもしれない…やっぱ千年の開きって大きいって事で、も一つが、訳文の口調でしょか?桃尻語とゆー事で、翻訳当時にはナウくていらっさったのかもしれないけど、21世紀の今となるとどよ?とゆーのはあるよな?まぁそれも本書的には単語的に少ないかもしれないけど、一番の違和感は、女言葉が女言葉に聞こえないとこかなぁ?ニュアンス的に?

 これ女性作家、もしくは女性翻訳家が、ギャル語(死語?)で翻訳したら、多分全然違ってくるんじゃなかろーか?ニュアンス的に?で、思ったのは、多分土佐日記なんかのソレかなぁ?著者にはむしろ土佐日記を桃尻語訳していただきたいとふと思いますた…もしかしてもーやってますとか?それはないわーかもしれなかったらごめんなさい…

 で、枕草子の方なんですが、うーん…清少納言とゆー人は、元祖エッセイストじゃねらしーですが、どっちかとゆーと、元祖コピーライターなんじゃね?と、こちらもふと思いますた(笑)ある意味、これこそ究極の、そーだ京都に行こー、だと思われ(笑)やっぱコピーは体言止めでビシバシいかんといかんよぉーってか(笑)

 まぁ何はともあれ、枕草子っていうのは、清少納言と感性がピピッとななお人には、物凄い本、経典、聖典、愛読書etc.になるんじゃなかろーか?このノリについていけるか?いけないかが運命の別れ道のよーな気がするのは気のせいか(笑)

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2016年12月20日 (火)

笠松は見てた?

法王庁殺人事件  塩野七生  朝日新聞社

 タイトルがタイトルだから、ミステリーかと思ったら、本格ミステリーではなかったでござるってか(笑)犯人は貴方です、という探偵も出て来ないしなぁ(笑)まぁ見よーによっては、三角関係の恋の鞘当てみたいなノリかもしらんが、そんなに甘いもんじゃねぇーってゆースパイシーなお話か?時代がルネサンスなんで、ある意味、日本の時代劇みたいなノリかもしらん?

 時は1537-8年にかけての物語で、場所はローマ、主な登場人物は一人の女と二人の男って事で、まずオリンピア、それとマルコ・ダンドロとピエール・ルイジ・ファルネーゼ…遊女と、ヴェネツィア貴族(ただし公職追放中)とローマ貴族(法王の息子)…まぁこれが十代の話ならば、甘酸っぱい恋のかほりになったかもしらんが、35歳から40歳位となると、色々あってなの裏事情がキタコレいぱーいってか(笑)

 まっ、それにしても本書ではじめて知ったのだが、遊女と娼婦は全く違うもんだったんですねぇ…「社会的にも経済的にも恵まれたこれらの男たちに、会話と楽を奏することで応えるのがオリンピアの仕事だった」そーで、サロンのマダムか舞妓さんのノリだろか?

 ちなみに「オリンピアのような女たちが、宮廷人(コルティジャーノ)の女性形であるコルティジャーナと呼ばれるのは、古代ギリシアのヘタイラを思わせないではない。この高級遊女とちがって肉体で仕事するのをもっぱらにしている女たちは、遊女(コルティジャーナ)でなく、娼婦(プロスティチュータ)と呼ばれる。この種の女たちも単身赴任の外国人の多いローマでは、需要者のふところ具合に応じて上から下まで豊富だった」そな…違いが分かる男の?

 そして、登場人物として忘れてはいけないのが、これにファネルーゼ枢機卿とミケランジェロも登場しまっせって事だろか(笑)

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2016年2月14日 (日)

夢は夜ひらく(笑)

漁夫マルコの見た夢  塩野七生  ポプラ社

 カラー挿絵が入っていて、何か絵本のノリなんですが、でも内容はというと、子供向けではないよーな?どゆ話というと、時代はヴェネツィア共和国の頃で、まだヴェネツィア貴族が誇っていた頃とゆー事になるのだろーか?そんな時代に近隣の島で漁師を生業としていた若者が主人公…母一人子一人で貧しくとも、それなりに漁をしていたとな…

 で、収穫した海産物は、いつも親方のとこに持っていきヴェネツィアで売りさばいてもらっているのが日常だったのに、ある日というか、謝肉祭の日、親方が行けないと言いだして、マルコ青年がお得意先に行く事に…ちなみにマルコ16歳の事でございましたとな…

 とゆーのが前振りですかねぇ…さて、ヴェネツィアに向かったマルコの運命は如何に(笑)

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2015年2月13日 (金)

愛あればこそぉーっ(笑)

愛の年代記  塩野七生  新潮社

 もー幾つ寝るとバレンタイン(笑)という事で、愛のお話は如何ってか(笑)舞台は中世ヨーロッパというより、ほぼ伊じゃまいか?なんですが、そこに繰り広げられるほぼ史実に近いであろー;恋愛譚…いやパネェでございます、ホントそれしか言えねぇ(笑)

 それにしても中世ヨーロッパばねぇというか、ルネサンス伊がパネェのか?「不実を働いた妻は、夫に殺されてもしかたなかったからです」という事で、いつの時代の男の浮気には寛大だけど、女の浮気には、でもそんなの関係ねぇー(死語?)なんですねぇ…

 で、また結婚も色々あるよーで、例えば本書の最初に登場するビアンカ・カペッロの場合、最終的にトスカーナ大公のフランチェスコと結婚するんだけど、最初この結婚はただの結婚という言い方があるのだろーか?確かに大公フランチェスコと結婚したのだけど、それは私的な妻で、大公の妻であっても大公妃ではなかったとな…よーするにこーゆー位・身分というのは、政治的なソレが必須という事になるらすぃ…紆余曲折の末、大公妃の位も受ける訳だけど、何とゆーか、欧州諸国の政治ってパネェと、何かこれしか言ってないよーな気がするが、生国は全ての権利を剥奪しておきながらトスカーナ大公妃もゲットできるかもとなれば、自国の皇女としての地位も与えちゃうんだぜ…

 伊って、まさに利に聡いというか、その為なら全てはなかった事になっちゃうんですねぇ…その切り替えの早さが、何とも…

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2014年8月29日 (金)

三界に一人の罪人でもあれば悉く自分の責である…

出家とその弟子  倉田百三  新潮社

 事実は小説より奇なりとはよく言うが、うーむ、フィクションにはフィクションの生きる道があるってか(笑)で、タイトル通りというべきか?登場人物は親鸞を中心にしたご一同様だろか?でもって、主人公はその弟子、若き僧の唯円とその身内とでもいおーか(笑)

 とはいえ、こちら普通の小説というより劇の台本といった構成…うーむ、これを舞台で見るとなると成程体力いりそーというより、皆さん長台詞なんで、役者さんは大変そーだよなぁと(笑)とまぁ、それもともかく、何とゆーかドラマでございます、かなぁ?唯円親子と親鸞一行とのシーンなんかの日常の人としてのあり方というか、その当時の民度的な葛藤でしょか?善良な人程傷つき易くその反動がみたいな、まぁある意味中二病な話じゃまいか?ですが、それは後の親鸞と善鸞親子の関係にも出てくる訳で、善鸞、どー見ても中二病だろ?じゃね?

 で、本書のメインなんだろなぁな唯円とかえでとの恋はロミジュリかの世界だし(笑)そしてラスト、親鸞往生のシーンでの善鸞とは?の辺りもこの人最後まで中二病か?な世界だし…かくて、本書を拝読して思うのは男の甘えかなぁ(笑)まぁ迷っているのは若いからという言い訳も成り立つだろーけど(笑)さて、幾つまで若いと言えるのか(笑)とまぁそれもともかく、この手のテーマは永遠に?なのだろか?と…というのも本書大正に出たお話なんですよ、なのに全然古さがないとこがまた…よーするに煩悩は色褪せないという事か(笑)

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